瀬戸内・海の道 十二日目の街道歩き旅 [竹原 編]
竹原(広島県竹原市)の位置
頼山陽広場
儒学者頼山陽(1781~1832)の故郷、竹原にやってきた。
銅像と、「鞭声粛々 夜河をわたる・・・」と有名な「川中島」の一節の詩碑。
竹原の町並み
製塩の富により町人文化が華開いた。右は亀田邸。
犬矢来の繊細な千本格子が美しい。
十字路
案内板が下がっている。左は阿波屋小路。
町並み
板屋小路を進む。
本町3丁目
初代郵便局跡
西方寺入口
毛利元就三男の小早川隆景が建立(16C.末)と伝わる。
普明閣
普明閣は、京都清水寺舞台を模して建てられた。
竹原のシンボル的存在
朱塗りの普明閣。
眼下に竹原市内
町並を眺めるベストスポット。
吉井邸(左)
吉井邸(左)は、広島藩の旧本陣。竹原で現存する最古の建築。
町並み
左は大小路(おおしょうじ)へ。
竹楽
土産物屋(竹で作った製品など。体験もあり)。
本町通り
「のんびり亭」(中央)付近の町並み。
歴史民俗資料館
この洋館は儒学者の屋敷跡に建てられた旧図書館
町並み
「安芸(あき)の小京都」竹原の町並み
頼惟清 旧宅
頼惟清(らいただすが)は前述した山陽の祖父。
惟清の三人の息子(三頼と言われた)たちは儒学者。長男の春水の子が山陽。
照蓮寺
照蓮寺の桜。
学問所
小早川氏代々の学問所だった。前述の頼三兄弟もここで学んだ。
参道
酒蔵交流館
藤井酒造は創業150年の酒蔵。試飲できるのが嬉しい。
酒蔵沿い
中ノ小路沿いの水路。
光本邸
「光本邸」は、江戸期に建築された、重要文化財「復古館」の離れ座敷。
土蔵を「今井政之 陶芸の館」にしている。
石畳が続く町並み
中ノ小路から大小路に入った。左に復古館。
復古館
頼山陽の叔父・頼春風の邸宅。
再び本町通り
保存地区を一周している。
松阪家住宅
豪商の風格が漂う。菱格子の窓が美しい。
竹鶴酒造
三棟連続の入母屋妻入が見事。
酒の資料館
酒造は竹原の伝統産業。「酒の資料館」は、現在、非公開。
子規の句
「春の蚊や 一つとまりし 雛の顔」。
長生寺
竹原で客死した伊予の戦国大名河野通直の菩提寺。
瀬戸内・海の道歩きコースプラン
コース | 見どころ、ハイライトなど | |
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1 | 瀬戸内・海の道歩き | |
1 | 下関 | 壇の浦、赤間神社、旧英国領事館 |
2 | 三田尻~室積 | 御舟倉跡、英雲荘、海商館 |
3 | 上関~室津 | 上関番所跡、上関大橋、四階楼 |
4 | 柳井 | むろやの園、国森家住宅、石畳の道 |
5 | 沖家室 | 泊清寺、本陣跡 |
6 | 周防大島 | 五条の千本桜、文化交流センター、星野哲郎記念館 |
7 | 宮島 | 厳島神社、町屋通り、山辺の小径 |
8 | 音戸~呉港 | 「歴史の見える丘」、大和ミュージアム、清盛塚 |
9 | 蒲刈 | 松濤園、長雁木、弘願寺 |
10 | 大崎下島 | おいらん公園、若胡子屋、常盤町通り |
11 | 大崎上島 | 木江の町並み、ロケ地、海と島の歴史資料館 |
12 | 竹原 | 普明閣、大小路、本町通り |
13 | 大三島 | 来島海峡、大山祁神社、生樹の御門 |
14 | 尾道 | 千光寺、古寺巡り、文学のこみち |
15 | 鞆ノ浦 | 対潮楼、常夜灯、太田家住宅 |
16 | 倉敷 | 大原美術館、倉敷考古館、倉敷川沿い |
17 | 下津井 | むかし下津井回船問屋、下津井の町並み |
18 | 塩飽 | 塩飽勤番所、笠島の町並み、専称寺 |
19 | 小豆島 | 土庄港周辺、西光寺、オリーブ園 |
20 | 牛窓 | 灯籠堂跡、牛窓海遊文化館、木蓮寺 |
21 | 赤穂 | 赤穂城跡、大石神社、花岳寺 |
22 | 坂越 | 旧坂越浦会所、坂越まち並み館 |
23 | 室津 | 御茶屋跡、浄運寺、室津海駅館 |
24 | 妻鹿 | 灘のけんか祭り |
25 | 姫路~神戸 | 姫路城、神戸の異人館 |
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