瀬戸内・海の道 九日目の街道歩き旅
[蒲刈(かまがり)編]

蒲刈(かまがり)(広島県呉市蒲刈町)の位置

地図

JR広駅にて

「朝鮮通信使ゆかりのまち、下蒲刈」

JR広駅にて

安芸灘橋

広駅から三之瀬までバスで23分所要。

安芸灘橋

松濤園

朝鮮通信使を大歓迎したという記録が残る接待所。

松濤園

4つの施設

松濤園は4つの建物で構成される。

複合施設

松濤園内の旧有川邸

「朝鮮通信使資料館 御馳走一番館」。建物は富山県から移設。

旧有川邸

石人像

通信使が来た頃をイメージして、庭のあちこちに石人像がある。
バックは蒲刈大橋と海。

石人像

松濤園内の小道

歩道は旧呉市電で使われていた敷石などを利用している。

邸内の道

通信使の詩碑

忍冬(すいかづら)を使った酒が好評だったようだ。

通信使の詩碑

松濤園内 旧吉田邸

「あかりの館」では珍しい世界の灯火器を展示。

旧吉田邸

松濤園内 陶磁器館

旧木上邸(宮島の町屋)

陶磁器館

松濤園内 蒲刈島番所

棟門

蒲刈島番所

復元

山口県上関町の番所(コース③)を参考に復元したもの。

復元

詩碑

これも通信使の詩碑

詩碑

詩碑

通信使の接待には莫大な費用を要したという。

詩碑

常夜灯

接待は広島藩の威信をかけた一大行事だった。

常夜灯

蘭島閣美術館

島の風情に調和した本格的木造建築。

蘭島閣美術館

三之瀬の町並み

石畳

三之瀬の町並み

三之瀬港

古来より海上交通の要衝だった。

三之瀬港

長雁木

別名、福島雁木。福島正則が幕命で作った。11段ある。
参勤交代の大名や外国使節もここから上陸した。

長雁木

三之瀬御本陣跡

雁木のすぐ近くにある本陣跡。

三之瀬御本陣跡

弘願寺の石段

弘願寺は三之瀬の古刹。

弘願寺の石段

弘願寺

通信使一行の外交僧(漢文による文章を交換した僧)は、ここに宿泊した。

弘願寺

満開の桜

満開の桜

弘願寺

通信使の官位の高い人は「上の御茶屋」(本陣の南側の丘)を宿舎とした。

弘願寺

観瀾閣

ユニークな外観の木造建築。国の有形文化財。

観瀾閣

再び長雁木

通信使が来た時には、ここに上陸用の建物が設けられ、上の御茶屋まで回廊が続いた。

再び長雁木

侍屋敷

雁木前にある丸本家住宅

侍屋敷

水車

水車

白雪楼

2階建ての楼造りという珍しい建物。

白雪楼

移築

白雪楼は、京都~沼隈~竹原を経て、蒲刈へ移築された。

白雪楼

瀬戸内・海の道歩きコースプラン

  コース 見どころ、ハイライトなど
1 瀬戸内・海の道歩き
1 下関 壇の浦、赤間神社、旧英国領事館
2 三田尻~室積 御舟倉跡、英雲荘、海商館
3 上関~室津 上関番所跡、上関大橋、四階楼
4 柳井 むろやの園、国森家住宅、石畳の道
5沖家室泊清寺、本陣跡
6 周防大島五条の千本桜、文化交流センター、星野哲郎記念館
7 宮島厳島神社、町屋通り、山辺の小径
8 音戸~呉港「歴史の見える丘」、大和ミュージアム、清盛塚
9 蒲刈松濤園、長雁木、弘願寺
10 大崎下島おいらん公園、若胡子屋、常盤町通り
11 大崎上島木江の町並み、ロケ地、海と島の歴史資料館
12 竹原普明閣、大小路、本町通り
13 大三島来島海峡、大山祁神社、生樹の御門
14 尾道千光寺、古寺巡り、文学のこみち
15 鞆ノ浦対潮楼、常夜灯、太田家住宅
16 倉敷 大原美術館、倉敷考古館、倉敷川沿い
17 下津井 むかし下津井回船問屋、下津井の町並み
18 塩飽 塩飽勤番所、笠島の町並み、専称寺
19 小豆島土庄港周辺、西光寺、オリーブ園
20 牛窓灯籠堂跡、牛窓海遊文化館、木蓮寺
21 赤穂赤穂城跡、大石神社、花岳寺
22 坂越旧坂越浦会所、坂越まち並み館
23 室津御茶屋跡、浄運寺、室津海駅館
24 妻鹿灘のけんか祭り
25 姫路~神戸姫路城、神戸の異人館