山陰道 二十六日目の街道歩き旅
[老ノ坂峠~樫原~京都 編]

老ノ坂峠~樫原~京都(京都府)の位置

地図

愛宕山の常夜灯

老ノ坂峠に建つ愛宕山の常夜灯。とにかく京都周辺ではよく見かける。
それは愛宕信仰の広さと古道の証明でもある

	愛宕山の常夜灯

老ノ坂峠

源義経、足利尊氏、明智光秀などの多くの武将たちが、この老ノ坂峠を越えた。
背の低い国境碑がぽつんと建つ(右)

	老ノ坂峠

国境碑

「従是東山城国」 ここが丹波との国境だった。
どうもこの国境碑、下半分が土に埋まっているようだ

	国境碑

首塚大明神

国境碑から1kmほど東には、大江の鬼退治伝説を秘める首塚大明神が鎮座する

	首塚大明神

酒呑童子

平安京を荒らし悪行を重ねた末に、源頼光(948~1021)ら四天王に成敗された酒呑童子がいた大枝山(大江山)は、この老ノ坂峠付近ともいわれる

老ノ坂トンネル

老ノ坂トンネルの東口(右)に下ってくる

	老ノ坂トンネル

参考写真 明智越

亀岡から愛宕山への最短路は、明智越と呼ばれる山道

	参考写真

参考写真 唐櫃越

唐櫃越(からとごえ)と呼ばれる山陰道の脇道。
前述の明智越と共に明智光秀の大軍(約1万3千人)が本能寺を目指して進攻したという

	参考写真

樫原宿の札の辻

樫原(かたぎはら)宿は京都に一番近い宿場として大変賑わった。
しかし、山陰鉄道が開通して(1897年)からは、さびれた

	樫原(かたぎはら)宿の札の辻

道標

札の辻には「左 松尾 嵐山道」の道標が建つ。
名所嵐山は、ここから約4km北にある

	道標

旧本陣

樫原宿本陣の玉村家。大名、公家、幕府役人などが宿泊した

	旧本陣
                                   

西山御坊手前の道標

「右 西山御坊 よし峯 大原 岩くら」
「左 むかう(向日)町 あわふ(粟生光明寺) ながをか(長岡天神) やなぎ谷」とある

	西山御坊手前の道標

西山御坊

この西山御坊(西本願寺西山別院)は、平安初期、最澄が創建したと伝えられる

	西山御坊

中村軒

饂飩屋の中村軒。明治から創業の老舗である

	中村軒

太神宮の常夜灯

桂橋西詰に建つ太神宮の常夜灯

	太神宮の常夜灯

町並み

街道らしい雰囲気が若干残っている

	町並み

西京極

この辺りは平安京の西端に位置することから西京極という

	西京極

街道風景

天神橋(左奥)付近の街道風景

	街道風景

住吉神社

JR山陰線丹波口駅から南西へ約200mの所に鎮座する 。
丹波口は山陰道の起点であり終点。京都七口の一つである

	住吉神社

京都名代の遊郭跡

江戸幕府公認の遊郭だった島原の角屋。
揚屋建築といい、今の料理屋、料亭にあたる。格子造りの表構え(国重文)

	京都名代の遊郭跡

久坂玄瑞

「久坂玄瑞の密議の角屋」碑が建つ。吉田松陰門下の英才だが、禁門の変に敗れ自害(1864年)。
ちなみに、この島原の芸妓との間に生まれた男児は維新後、久坂家を継いでいる

	久坂玄瑞

角屋前の町並み

角屋(左)では、新選組の芹沢鴨(局長の一人)が酔って大暴れした逸話もある

	芹沢鴨

蕪村

角屋は、当時芸術の中心地でもあった。蕪村は角屋によく出入りし、主人に俳諧を教えていた。
「白梅や 墨芳しき 鴻臚館」与謝蕪村

	蕪村

島原大門

島原の東口にある島原大門は、高麗門形式の堂々とした門だ。京都市登録有形文化財

	島原大門

出口柳

門前には「出口柳」、土塀沿いには「さらば垣」があり、花街らしい面影が残る

	出口柳

京都文化博物館

この京都文化博物館は、高倉宮(後白河天皇第二皇子)の邸宅跡に建てられた旧日本銀行京都支店を使っている

	京都文化博物館

坂本龍馬寓居跡

「坂本龍馬寓居跡」碑(右)が建つ材木商の酢屋。かくまわれていた2階にはギャラリー「龍馬」がある

	坂本龍馬寓居跡

高瀬川

角倉了以が鴨川沿いに改修した運河が高瀬川。
付近の木屋町通りには、この佐久間象山、大村益次郎遭難の碑をはじめ、石碑が実に多い

	高瀬川

武市瑞山寓居跡

尊王攘夷を推進した土佐藩士武市瑞山(1829~65)の寓居跡碑

	武市瑞山寓居跡

池田屋事件の碑

近藤勇、沖田総司らの新選組が尊王攘夷派のクーデターを阻止した。
池田屋事件(1864年)の碑が建つ

	池田屋事件の碑

本能寺

織田信長供養塔が建つ本能寺境内。
信長が自害した旧本能寺は現存せず、跡碑が建つのみ

	本能寺

祇園

4つある京都市の重伝建の一つ祇園。
白川にかかる石畳の巽橋は有名スポットだ。

	祇園

吉井勇の歌碑

その祇園に吉井勇の歌碑が建つ。
「かにかくに祇園は恋し寝るときも 枕の下を水の流るる」

	吉井勇の歌碑

維新の道

京都霊山護国神社へと向かう「維新の道」碑

	維新の道

坂本龍馬と中岡慎太郎像

霊山歴史館の一角に建つ坂本龍馬と中岡慎太郎の像が京都市内を見下ろしている。
意外に小さい像だ

	坂本龍馬と中岡慎太郎像

八坂神社

祇園祭(7月1日~28日)で有名な八坂神社(旧名祇園社)の西楼門

	八坂神社

ねねの道

「ねねの道」は、平たんな石畳の道

	ねねの道

高台寺道

ねねの道は、正しくは「高台寺道」といい、秀吉の正妻である北政所ねね縁の寺に通じる

	高台寺道

石堀小路

ねねの道に続くのが石堀小路。これも石畳の道。京情緒が味わえる人気の小路だ

	石堀小路

参考写真 葵祭

5月15日に行われる葵祭は1400年以上の長い歴史を持ち、王朝風俗の優雅な伝統がしのばれる。
参列する人、牛車などを葵の葉で飾ったのでこの名がある。

	葵祭

山陰道歩きコース

コースプラン
  コース 見どころ、ハイライトなど
1小郡~湯田温泉~山口市 井上公園、香山公園
2徳佐~野坂峠~中座 中座の石畳
3津和野 乙女峠、殿町通り
4鷺舞 子鷺踊り、鷺舞
5益田~石見津田 扇原関門跡、峠山道、鹿田峠
6鎌手峠越え 鎌手峠
7浜田~下府~都野津 浜田城公園、岩見畳ヶ浦
8出雲~平田~玉造温泉 出雲大社、阿国の道、平田本陣記念館
9松江~揖屋 松江城、塩見縄手
10荒島~安来 安来一里塚
11美保関 青石畳通り、青柴垣神事
12境港~米子 水木しげるロード、加茂川畔
13所子の散策 美甘家、門脇家
14由良の散策 由良台場跡
15倉吉~三朝温泉~鹿野 白壁土蔵群、三沸寺
16鳥取市内 仁風閣、鳥取城跡
17鳥取砂丘~駟馳山峠 砂丘の歌碑、駟馳山峠
18岩井温泉~蒲生峠~村岡 蒲生峠、泰雲寺、湯村温泉
19出石の散策 町並み、辰鼓楼
20城崎の散策 文芸館、外湯巡り
21夜久野の散策 東経135℃の碑
22福知山の散策 治水記念館、福知山城
23三和~細野峠~瑞穂 兎原の町並み、細野峠
24桧山~須知 須知の町並み
25園部~亀岡 園部の町並み
26老ノ坂峠~樫原~京都 角屋、祇園木屋町、ねねの道