山陰道　十七日目の街道歩き旅
[鳥取砂丘～駟馳山峠編]

鳥取砂丘～駟馳山峠（鳥取県）の位置

風紋(観光煙草より)

神秘的な砂の芸術。鳥取砂丘を代表する絶景でありシンボル

句碑

「荒海へ砂吹かれゆく北斗かな」

広がる砂丘

東西16km、南北2㎞の大砂丘を再訪した

ラクダ乗り場

ラクダに乗る人

エキゾチックな風景

砂丘を歩く人々

年間130万人の人々が訪れるという

馬の背

砂丘の一番高いところが馬の背

再びラクダ

オアシス

水たまり(オアシス)が例年より巨大化したという

オアシスに降りる人

大雪(2017.2月）で地下の水量が増えたからか

海岸

対岸の山

駟馳山(しちやま)であろうか

句碑(森川暁水）

「月荒き砂丘は古邑うづむとや」

歌碑

枝野登代秋は松江市生まれ(1904)の歌人

短歌一筋の歌人

「砂丘をいくつ超えしが波音のまぢかに、きこえてまだ見えず」

有島武郎

白樺派の作家。帰郷した有島は１カ月後、軽井沢で情死をとげる

歌碑

「浜坂の遠き砂丘のなかのして、さびしき我を見出でつるかも」

武郎晶子侘涙の地

与謝野夫妻は1930年に砂丘を訪れ有島を偲んだ

歌碑

これは親交のあった有島への鎮魂歌である

駟馳山峠入口

バス停、平野口から200mほど下った所

登り口

六地蔵

街道歩きで、よく見かける。旅の安全祈念だろう

1年がかりの工事

江戸時代後期までは、滑りやすい坂道で難所だった。
血と涙で作られた石畳道に往来する人は感謝感激だったという

伝説

名馬・生月（いけづき）の伝説が残る

展望が開ける

美しい石畳

幅2m長さ152mの石畳が現存する

登り口

古道は駟馳山の南麓を通る

登り口

駟馳山を仰ぐ

鳥取砂丘の東端にあたる（314ｍ）

桜と石畳

大岩駅に向かう

雪松造園の展示物に目をひかれた

石仏と石灯籠

大岩駅

山陰道歩きコース

	コース	見どころ、ハイライトなど
	山陰道（山陰街道）
1	小郡～湯田温泉～山口市	井上公園、香山公園
2	徳佐～野坂峠～中座	中座の石畳
3	津和野	乙女峠、殿町通り
4	鷺舞	子鷺踊り、鷺舞
5	益田～石見津田	扇原関門跡、峠山道、鹿田峠
6	鎌手峠越え	鎌手峠
7	浜田～下府～都野津	浜田城公園、岩見畳ヶ浦
8	出雲～平田～玉造温泉	出雲大社、阿国の道、平田本陣記念館
9	松江～揖屋	松江城、塩見縄手
10	荒島～安来	安来一里塚
11	美保関	青石畳通り、青柴垣神事
12	境港～米子	水木しげるロード、加茂川畔
13	所子の散策	美甘家、門脇家
14	由良の散策	由良台場跡
15	倉吉～三朝温泉～鹿野	白壁土蔵群、三沸寺
16	鳥取市内	仁風閣、鳥取城跡
17	鳥取砂丘～駟馳山峠	砂丘の歌碑、駟馳山峠
18	岩井温泉～蒲生峠～村岡	蒲生峠、泰雲寺、湯村温泉
19	出石の散策	町並み、辰鼓楼
20	城崎の散策	文芸館、外湯巡り
21	夜久野の散策	東経135℃の碑
22	福知山の散策	治水記念館、福知山城
23	三和～細野峠～瑞穂	兎原の町並み、細野峠
24	桧山～須知	須知の町並み
25	園部～亀岡	園部の町並み
26	老ノ坂峠～樫原～京都	角屋、祇園木屋町、ねねの道

山陰道 十七日目の街道歩き旅 [鳥取砂丘～駟馳山峠 編]