山陰道 十一日目の街道歩き旅
[美保関 編]

美保関(島根県)の位置

地図

美保神社

美保関は漁民の信仰を集める美保神社の門前町として発展した町だ
古代から中世にかけて海の関所が置かれた

美保神社

石畳

江戸時代、海から青い石を切り出し、港町に敷き詰めたそうだ

石畳

海の関所資料館(左)

青石畳通りに面している

資料館(左)

句碑

「独り帰る道すがらの桐の花おち」(河東碧梧桐)

句碑

祭ムード

青い竹に注連縄が張られた青石畳通り

祭ムード

歌碑

与謝野夫妻の歌が並ぶ

歌碑

歌碑(右)

「烏賊(イカ)忘れて帰る美保関」(高浜虚子)

歌碑(右)

西廻り海道

雨の日は、うっすらと青色に変化するという青石畳通り

西廻り海道

会所での青柴垣神事

青柴垣(あおふしがき)神事は9時頃に始まる

会所での神事

小忌人と供人

右が當屋の妻役の小忌人(おんど)、左はおつきの供人(ともど)

小忌人

當屋たち

両當屋(中央)ら全員は白粉で化粧し目を閉じ正座している

頭屋たち

祭の参加者たち

帰殿行列参進の際に行列の先頭でお祓いをする偏木(ささら)を奉仕する少年たち

祭の参加者たち

美保関港

常夜灯と手前に太鼓橋

美保関港

レリーフ

小泉八雲の家族。八雲は美保関を3度訪れている

レリーフ

日本瞥見記(小泉八雲)

「夜の美保関は西日本で最も騒がしくて面白い小港の一つ」

日本瞥見記

旅館

通りの両側に旅館が建つ

旅館

町並み

右に吉井勇の歌が掲げてある

町並み

美保神社

拝殿

美保神社

おかげの井戸

登録有形文化財。住民、来港者や参詣者に供された井戸である

おかげの井戸

仏谷寺

後鳥羽上皇や後醍醐天皇が隠岐に配流された時の行在所

仏谷寺

歌碑

「しるらめや浮き目を身をの浦 千鳥泣くなくしぼる袖のしづく」(後鳥羽上皇)

歌碑

隠岐

晴れた日は隠岐まで望見できる

隠岐

地の御前

灯台の裏手に鳥居が建つ。灯台の沖合には沖の御前が鎮座する

地の御前

美保関灯台

灯台の隣にはビュッフェもある

美保関灯台

歌碑

ここにも与謝野夫妻の歌碑が建つ

歌碑

断崖

島根半島の最東端。右上に灯台が見える

断崖

港への行幸

午後の神事を見学するため再び神社に戻った

港への行幸

當屋

中央の當屋は両脇を支えられながら進む

當屋

2人の小忌人

白い布をすっぽりと被っているので両サイドを女性が補佐する

2人の小忌人

四神鉾

八咫烏は太陽を、ウサギは月を表している

四神鉾

供人

供人は土を踏まぬよう背負われている

供人

當屋

白い衣装の當屋は神がかり状態である

當屋

神船に乗船

船は青柴垣で飾られている

神船に乗船

神船の儀

船内で田楽が舞われる

神船の儀

神船の出発

港内を一周後、帰殿する
青柴垣神事は、古事記・日本書紀の『国譲り』をもとにした神事といわれている

神船の出発

山陰道歩きコース

  コース 見どころ、ハイライトなど
山陰道(山陰街道)
1小郡~湯田温泉~山口市 井上公園、香山公園
2徳佐~野坂峠~中座 中座の石畳
3津和野 乙女峠、殿町通り
4鷺舞 子鷺踊り、鷺舞
5益田~石見津田 扇原関門跡、峠山道、鹿田峠
6鎌手峠越え 鎌手峠
7浜田~下府~都野津 浜田城公園、岩見畳ヶ浦
8出雲~平田~玉造温泉 出雲大社、阿国の道、平田本陣記念館
9松江~揖屋 松江城、塩見縄手
10荒島~安来 安来一里塚
11美保関 青石畳通り、青柴垣神事
12境港~米子 水木しげるロード、加茂川畔
13所子の散策 美甘家、門脇家
14由良の散策 由良台場跡
15倉吉~三朝温泉~鹿野 白壁土蔵群、三沸寺
16鳥取市内 仁風閣、鳥取城跡
17鳥取砂丘~駟馳山峠 砂丘の歌碑、駟馳山峠
18岩井温泉~蒲生峠~村岡 蒲生峠、泰雲寺、湯村温泉
19出石の散策 町並み、辰鼓楼
20城崎の散策 文芸館、外湯巡り
21夜久野の散策 東経135℃の碑
22福知山の散策 治水記念館、福知山城
23三和~細野峠~瑞穂 兎原の町並み、細野峠
24桧山~須知 須知の町並み
25園部~亀岡 園部の町並み
26老ノ坂峠~樫原~京都 角屋、祇園木屋町、ねねの道