中山道 十五日目の街道歩き旅 [和田峠越え編]

西餅屋一里塚~接待

中山道 和田峠の地図西餅屋一里塚

西餅屋一里塚

西餅屋一里塚(右)。江戸から53番目。

指標

指標

やがて山道に入る分岐点には「中山道」の指標(中央下)。

そして傍らには「過客大安」の石碑(右)が建つ。旅人の無事を祈るものだろうか。有難くうけとめ気をひきしめる。

西餅屋茶屋跡

西餅屋茶屋跡

西餅屋茶屋跡。

ここから和田峠頂上までの1.5㎞は旅人を難儀させた急坂が連続する。

九十九折り

九十九折り

九十九折りの狭い山道。

中部北陸自然歩道

中部北陸自然歩道

中部北陸自然歩道の木柱が建つ峠へ0.9k地点。

石小屋跡

石小屋跡

これは石小屋跡。雨や雪の場合の避難に使用した。

和田峠

和田峠

頂上まであと少し。

最後の登り。

和田峠

和田峠

諏訪方面をふり返る。

和田峠

和田峠

江戸時代には賑わいをみせた峠も、今はひっそりとしている。

和田峠

和田峠

この和田古峠は中山道で最も標高が高い(1.520m)。冬の寒さは想像を絶するものがあったろう。 

和田峠

和田峠

近くの山に登り古峠を遠望する。右中央に「歴史の道」説明坂が小さく見える。さすがに眺望は抜群だ。

御嶽山参拝の碑

御嶽山参拝の碑

古峠には御嶽山参拝の碑が建つ。旅人はここから前方60㎞の御嶽山を遙拝したのである。

和田峠

和田峠

古峠の東側一帯は黒輝石の産地。無土器時代の昔には矢じりや斧の材料として使われた。

和田峠

和田峠

峠道はやはり紅葉の頃がベストシーズン。

東餅屋跡

東餅屋跡

和田峠越えの人馬の休息所だった東餅屋跡。かつて5軒の茶屋があった。

旧道

旧道

ここから車道と分岐として旧道(左奥)に入る。

道中

道中

樹木の中を進んでいく。

東餅屋一里塚

東餅屋一里塚

江戸から52番目の東餅屋一里塚。完全な姿で2基残存している。(右と左奥)。

石畳

石畳

石畳の道。道幅は広いので歩きやすい。

石畳

石畳

この石畳は、古くからあったものを「歴史の道」として整備し直したもの。

石灯籠

石灯籠

「歴史の道」をふり返る。右に雰囲気のある石灯籠。

接待

接待

復元された永代人馬施行所。

旅人には粥、馬には馬草を供した。ここの地名接待は、そのことに由来する。

中山道歩きルートプラン

  中山道歩きのコース 見どころ、ハイライトなど
中山道
1 栗東宿~武佐宿~鳥居本宿 武佐宿、五個荘の町並み、高宮宿
2-1 摺針峠~番場宿 番場宿
2-2 番場宿~醒井宿 番場宿
2-3 醒井宿~柏原宿 醒井宿
2-4 柏原宿~今須宿~関ヶ原宿 今須宿
2-5 関ヶ原宿~垂井宿 関ヶ原宿、垂井一里塚、垂井宿
2-6 垂井宿~赤坂宿 外部サイト 青墓
2-7 赤坂宿~呂久の渡し 赤坂宿、呂久の渡し
3 美江寺宿~太田宿~平岩(~細久手宿) うとう峠、太田宿、謡坂
4 細久手宿~大井宿~落合宿 琵琶峠、十三峠
5 新茶屋~馬籠宿 藤村記念館、清水屋資料館、展望台
6 馬籠峠~妻籠入口 一石栃白木改め番所跡、大道標
7 妻籠宿の散策 光徳寺、奥谷郷土館
8 文化文政風俗絵巻の行列 様々な旅人や花嫁の姿
9 三留野宿~須原宿 桃介橋、与川道、定勝寺
10 上松宿~福島宿 臨川寺、寝覚の床、木曽の桟
11 原野~宮ノ越宿、薮原宿 義仲館、徳音寺、宮川資料館
12 鳥居峠越え 丸山公園、御嶽山遥拝所
13 奈良井宿の散策 中村邸、上問屋史料館
14 平沢~桜沢 贄川関所、桜沢茶屋本陣
15 和田峠越え 和田古峠、御嶽山の展望
16 和田宿~長久保宿 和田宿本陣、河内屋
17 笠取峠~芦田宿 松並木公園
18 茂田井宿~望月宿 茂田井の町並み、大沢酒造、望月宿の屋号看板
19 八幡~軽井沢宿~碓氷峠 軽井沢、碓氷峠
20 坂本~安中~本庄 五料茶屋、杉並木、武家屋敷
21 深谷宿~蕨宿~江戸 深谷宿、氷川神社、蕨宿