北陸道 十日目の街道歩き旅 [寺井~野々市~金沢編]
寺井~手取川
南天橋
寺井宿にやって来た。
この南天橋で左折(写真前方)し、約300mの所で右折する。
南天橋
南天橋には、さりげなく街道絵図のパネルが並べてある。加賀の殿様の行列であろうか。
吉光一里塚
だだっ広い平野の中に巨木が目立つ。
それは現存する吉光の一里塚だった。
吉光一里塚
貴重な吉光の一里塚。
近くには豊穣無窮の碑(写真右)も建つ。
吉光八幡神社
一里塚の近くに鎮座する吉光八幡神社。
手取川
過去に何度も大洪水を繰り返した手取川。藩政時代は粟生[あお]の渡しが唯一の渡河手段だった。
手取川~柏野
明治天皇小休碑
柏野宿には明治天皇小休碑(写真中央奥)が建つ。
JR加賀笠間駅の南東へ約700m地点。
松任~野々市近郊
聖興寺
松任[まっとう]に生まれた加賀の千代の墓や辞世の句碑が残る聖興寺。
この寺の前の北陸道を千代尼通りと呼ぶ。
高札場跡
高札場跡(写真左)付近の景観。
松任御伝馬所跡碑
こうじの大村屋。店の横(写真左)には松任御伝馬所跡碑が建つ。
道標
松任駅の南、四日市の交差点に建つ道標。
「右、京都道 左、金沢」
野々市~泉
野々市町郷土資料館
もと宿場の野々市にやって来た。こちらは野々市町郷土資料館。
喜多記念館
喜多記念館(写真左)は典型的な加賀の町家造り建築。
喜多記念館
元禄時代から醤油屋や酒屋を営んでいた。
国の重要文化財。
野々市の町並み
野々市の町並み。
北国街道碑
本町2丁目南で左折する。
ここには鮮やかな北国街道碑(写真左)が建つ。北陸道のことである。
野々市の町並み
ここも野々市の町並み。
泉3丁目付近
金沢市泉3丁目付近の景観。
国造神社
国造神社(写真右)付近の町並み。
泉~金沢
西茶屋街
西茶屋街には格子戸の料亭が立ち並ぶ。
西茶屋資料館
こちらは西茶屋資料館(入場無料)。
長町
この長町は藩政時代、中級以上の武士たちの屋敷があった所。
大野庄用水
大野庄用水は金沢の古い用水。武家屋敷の土塀沿いに流れる。
武家屋敷跡
城下の防禦を兼ねた細い路地が続く武家屋敷跡。
土塀
両側には土塀が続き藩政時代の面影を濃く残す。
武蔵ヶ辻
街道はこの武蔵ヶ辻で大きく直角に曲がる(写真右端→右奥)。この交差点の近くには有名な近江町市場がある。
鏡花のみち
若き日の泉鏡花が好んで散策したという鏡花のみち(浅野川畔)
主計町茶屋街
金沢三花街の一つ。主計町[かずえまち]茶屋街は明治期に遊郭があった所。いかにも花街らしい情緒にあふれる。右には浅野川が流れる。
俵屋
浅野川の彦三大橋に近いあめ作りの老舗、俵屋。
江戸期の商家の姿を留めるあめ屋である。
枯木橋
石川銀行橋場支店(写真左)の近くにかかる枯木橋。
石川県里程元標
この枯木橋の横には石川県里程元標が建つ。
浅野川大橋付近
浅野川大橋付近の景観。
水芸の太夫・滝の白糸像
鏡花のみちには、水芸の太夫・滝の白糸像が建つ。
北陸道歩きのコース
コース | 見どころ、ハイライトなど | |
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北陸道 | ||
1 | 米原~朝妻~長浜 | 長浜黒壁スクェア、鍋冠祭 |
2 | 木之本~柳ヶ瀬~栃の木峠 | 木之本 |
3 | 敦賀の散策 | 気比の松原、金ヶ崎城址など |
4 | 新保~木ノ芽峠~二ツ屋 | 木ノ芽峠 |
5 | 山中峠~上新道~板取 | 板取宿 |
6 | 今庄~湯尾峠~脇本 | 今庄宿、湯尾峠 |
7 | 武生~浅水~福井 | 西山公園、養浩館 |
8 | 森田~細呂木峠~橘 | 細呂木峠 |
9 | 大聖寺~小松~安宅 | 大聖寺、安宅の関 |
10 | 寺井~野々市~金沢 | 東茶屋街、長町武家屋敷 |
11 | 津幡~倶利伽羅峠 | 倶利伽羅峠 |
12 | 石動~福岡~高岡 | 高岡の金屋町、木舟町など |
13 | 小杉~下村 | 稚児舞 |
14 | 岩瀬~水橋~滑川 | 岩瀬 |
15 | 魚津~入善~宮崎 | ヒスイ海岸 |
16 | 市振~親不知~糸魚川 | 親不知コミュニティロード |
17 | 長浜~直江津~高田 | 春日山城址、高田城周辺 |
18 | 潟町~青海川~柏崎 | 福浦八景 |
19 | 出雲崎の散策 | 夕日の丘公園など |
20 | 弥彦~岩室、新潟の散策 | 弥彦神社、新潟歴史博物館など |
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