仙台・松前道　十一日目の街道歩き旅　[浅虫～青森～油川編]

浅虫本陣

浅虫本陣があったと見られる旅館「柳の湯」付近の町並み。

浅虫温泉駅前

「東北の熱海」と呼ばれる。浅虫温泉駅前の景観。付近には水族館もある。

ゆうやけ橋の歌碑

「湯の島(写真中央奥)は海のもなか冬さびて磯のなだりに常磐木の立つ」鹿児島寿蔵（1898～1982）。

観光港

マリンスポーツ振興のためにつくられた港。海づり公園もある。

遠望

青森湾を遠望。

詩碑

竹久夢二(1884～1934)「五月の旅」より。

駅前広場の足湯

浅虫は昔から温泉地として知られる。

野内の町並み

左に何やら史跡らしきものがある。

説明板

野内番所跡だった。

古川古松軒も記している。(1788)

善知鳥神社

青森県庁の北700ｍの善知鳥神社。江戸初期の青森は善知鳥[うとう]村という名の小さな漁村だった。

奥州街道終点記念の碑

神社の前には奥州街道終点記念の碑(写真中央)が建つ。

謡曲善知鳥の旧跡碑

境内には「謡曲善知鳥の旧跡碑」と菅江真澄の歌碑(写真右)が建つ。

御仮谷跡

青森県庁、東玄関脇にある「御仮谷跡」。

弘前藩の出先機関のようだ。

三内丸山遺跡

三内丸山遺跡に寄り道をした。何と言っても日本最大規模の縄文集落は必見に値する。

三内丸山遺跡

青森駅から車で25分。

無料・無休の特別史跡である。

三内丸山遺跡

巨大な6本柱の大型堀立柱建物(写真右)が目を引く。祭祀用または物見櫓ではないかと考えられている。

三内丸山遺跡

今から約5,500～4,000年前には、今より温暖な気候で陸奥湾の魚介類や森の栗など豊富な食料が定住生活を支えていたようだ。

油川の町並み

黒板塀が長く続く。

西田酒造店　

西田家は元禄時代に移住してきた近江商人。

石碑

黒板塀の前には石碑と説明板が建つ。

説明板

元気町あぶらかわ街づくり委員会が1993年建。

合流点

ここが羽州街道と松前街道の合流点。

油川漁港

かつて外ヶ浜最大の港として賑わった。

遠望

遠くには青森港が見える。

油川港

1624年開港した青森港よりも古い港であった。