千国街道　一日目の街道歩き旅　[松本～穂高編]

牛つなぎ石

JR松本駅の北西400mの所に建つ「牛つなぎ石」。これは塩の道の遺跡である。

松本中学校

信州大学付属松本中学校付近を左折して旧道に入る。

キリスト教会

キリスト教会(松本いずみ幼稚園)の前を左折する。

新池

新池(写真右)付近の景観

神沢へ

新池から神沢への道中。

神沢の坂道

神沢[かんざわ]の坂道。三叉路の真ん中(写真中央)を進む。

馬頭観音と常夜灯

すぐ近くには古道らしく馬頭観音と常夜灯が建つ。

岡田下岡田

岡田下岡田の景観。この先の交差点で道なりに右に進む。

塩倉池

塩倉池(写真右)に沿う塩の道。この地名は上杉謙信からの北塩が、この地に置かれたことに由来する。次は左へ進む。

松本市岡田

松本市岡田、老根田付近の景観。

リンゴ畑

やがて展望の良い所に出る。ここはリンゴ畑の中を中央の左奥へと進む。

養老坂

やがて養老坂に着いた。ここはアルプス公園内の散策路でもある。

養老坂

古道の面影が残る養老坂を下る。

養老坂

なだらかにカーブする養老坂。フワフワ落葉の上を歩く。

アルプス公園

アルプス公園の展望台からは安曇野の大パノラマが広がる。

常念岳

左奥に見えるのは常念岳(2857m)であろうか。とにかくアルプスの眺望が素晴らしい。

JR篠ノ井線の線路

養老坂を下るとJR篠ノ井線の線路が見える。ここは泣き坂と呼ばれる所。

多田加助夫婦惜別の岩

線路を越えると安曇の義民多田加助(1686処刑)夫婦惜別の岩が建つ。

道祖神

別名泣き坂にたたずむ道祖神。

トンネル

JR篠ノ井線路下のトンネル(写真左)をくぐり下田に進む。

下田

ここが山沿いの集落下田。街道の面影が残るが、ひっそりと静まりかえっている。

平瀬城説明板

すぐ東には山城の平瀬城があったが、武田氏に滅ぼされた。

平瀬城説明板

説明板によれば平瀬城は熊倉の渡しを見下ろす要害の地にあり、かなり大規模で南北に分かれていた。

道祖神

石仏群の中心に立つ道祖神。

石仏群

街道沿いに並ぶ石仏群。

線路沿いの道

線路沿いの道を進む。

熊倉番所

下田の北には熊倉番所が置かれ熊倉の渡し(奈良井川)があった。

二十三夜塔

穂高(安曇野市)は道祖神の宝庫だ。その多くは庚申塔、二十三夜塔との3点セットである。

碌山美術館

JR穂高駅の北500ｍほどの地に建つ碌山美術館。北欧教会風レンガ造りのモダンな美術館だ。
彫刻家萩原守衛(碌山)(1879～1910)はこの穂高町の出身。

碌山美術館

碌山は渡仏してロダンにも師事。その「考える人」にも感動を受けたという。右から2番目は絶作「女」(重要文化財に指定)。