山陽道 六日目の街道歩き旅 [伊部~岡山編]
伊部~香登まで
衆楽館
備前焼の店。備前焼陶芸体験ができる。
伊部の町並み
備前焼の産地らしき雰囲気が漂う伊部[いんべ]の町並み。
大内神社
大内神社鳥居。写真中央に香登一里塚の説明板がある。
香登一里塚説明板
香登一里塚は、道沿いに南北一対造られた。北塚は現存するが、南塚は用心井戸に使用され面影はない。
香登一里塚
現存する北塚の香登[かがと]一里塚(写真左)。
備前市の西端にある。
常夜灯
香登の町並みと常夜灯。
香登~一日市まで
一日市一里塚
吉井川に面して、一日市[ひといち]一里塚がある。
常夜灯
街道は、ほぼ一直線に岡山方向へ向かう。
写真中央やや右に常夜灯(一日市)。
一日市宿場跡
一日市は、吉井川の川渡り、雨などによる足止めの際に賑わった宿場である。
一日市~藤井まで
街道碑
赤坂集落を抜け、国道2号と接するようにしてすぐ写真左奥へ街道は進む。
街道碑
バス停浮田校口付近の街道碑。ここの北には、壮年時代、宇喜多直家の拠点となった亀山城(沼城)跡がある。
街道碑
旧山陽道と記された街道碑。
安国寺経塔
経塔(写真左)・安国寺経塔の由来の石碑(写真左)がある。
総社八幡宮
説明板(写真左)によれば、藤井は、西国大名が岡山城下通過後、最初に休泊する地として賑わった。
藤井の町並み
岡山市藤井の町並み。
戦国時代後期、宇喜田秀家により古都宿に替えて、藤井が宿場町となった。
藤井の町並み
近くに東本陣、西本陣がある。
藤井~高島駅周辺まで
岡山長岡郵便局
岡山長岡郵便局(JR東岡山の南250m)の横(北)を通る山陽道。ポストの横に道標(写真右)がある。
道標
郵便局傍の道標には、
岡山・玉島道 と書かれている。
~岡山まで
惣門前
説明板によると、天正元年(1573)、宇喜多直家が岡山城下町の入口として惣門番所を設けた跡だとか。
勲橋
御成川に架かる勲橋。
橋の傍には稲荷神社がある。
廣栄堂
岡山電気軌道東山本線の中納言駅の近くに、幕末から続く菓子屋廣栄堂(写真左)がある。
小橋
旭川に小橋・中橋・京橋と橋が架かる。
栴檀木稲荷
中橋のたもとに栴檀木稲荷がある。
里程標
岡山縣里程元標
藤井貳里壹町五拾八間壹尺 と刻まれている。
京橋
交番(写真右)の奥に道路元標(写真右奥)がある。
道路元標
旭川にかかる、京橋西詰めにある道路元標(写真中央下)。
迷子の道標
たつぬる方
志らする方 と刻まれた道標。面白い趣向である。
京橋最初の橋脚
旭川沿いは、きれいに整備されている。写真左に京橋最初の橋脚がある。
智明権現
わかりにくい長い地下道を上がると、智明権現がある。
山陽道(西国街道)を歩くコース
区間 | 山陽道のハイライト・見所 | |
---|---|---|
山陽道/西国街道 | ||
山陽道(西国街道) | ||
1 | 西宮~須磨 | ・西宮公園角の常夜燈型道標 --以下は街道から外れる-- ・能福寺(日本三大仏のひとつがある) ・南京町、ルミナリエ |
2 | 須磨~東加古川 | 須磨浦公園 (源平一の谷古戦場・芭蕉の句碑・蕪村の句碑 等多くの句碑があります) |
3 | 東加古川~姫路 | 御着城跡公園 |
4 | 姫路~有年 | 姫路城 |
5 | 有年~伊部 | 船坂峠 |
6 | 伊部~岡山 | 岡山城 |
7 | 吉備津~矢掛 | 吉備路風土記の丘県立自然公園 |
8 | 矢掛~神辺 | 矢掛宿、神辺宿 |
9 | 神辺~尾道 | 尾道市内 |
10 | 尾道~本郷 | 三原城跡 |
11 | 本郷~西条 | 西条宿、松子山峠 |
12 | 西条~広島 | 大山峠 |
13 | 広島~玖波 | 四十八坂、周辺に原爆ドーム |
14 | 玖波~周防高森 | 欽明路峠、周辺に錦帯橋 |
15 | 周防高森~徳山 | 呼坂宿と松陰歌碑、遠石の町並み |
16 | 新南陽~防府 | 浮野峠、毛利庭園、毛利博物館 |
17 | 防府~嘉川 | 防府天満宮、どんだけ道 |
18 | 厚東~小月 | 吉田宿 |
19 | 小月~下関 | 長府城下町 |
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