山陽道 三日目の街道歩き旅 [東加古川~姫路編]
東加古川駅~加古川橋まで
街道碑
西国街道 風土記の道
とある。
教信寺
近世山陽道に面した教信寺。平安時代の念仏僧・教信上人ゆかりの寺である。
教信寺
教信寺は戦国時代、毛利氏と織田氏激戦の地となり全焼したが。江戸時代に復興された(1642)。
胴切れの地蔵
この地蔵を深く信仰していた人が、殿様の行列の前を横切ったので無礼打にあった。しかし地蔵が身代わりに切られてくれたという伝説がある。
加古川宿陣屋跡
加古川宿は古代より繁栄した宿場。ここは寺家[じけ]町商店街にある陣屋跡。
加古川橋
加古川を越えると、平津集落に入る。
加古川橋~曽根駅に向かう途中
尉と姥の像
婚儀でおなじみの尉と姥[じょうとうば]は、高砂市が発祥の地とある。
生石神社
宝殿駅西にある道標。ピサの斜塔ではないが、かなり傾いている。
左 石宝殿
左(南西)へ行くと生石[おうしこ]神社がある。
生石神社 一の鳥居
道標
何と刻まれているか、読むことができなかった。
正蓮寺
月の砂漠で知られる佐々木すぐるは、ここ高砂市の出身。正蓮寺(写真左奥)の門に顕彰碑がある。
生石神社
JR宝殿駅の西1.5kmにある生石神社。日本三大奇石に数えられる巨大な石造物(写真中央)が御神体である。
地蔵尊
曽根駅~御着駅まで
道標群
曽根駅高架下の自転車置場に大きな道標が4つ並んでいる(写真中央)。
道標群
左から
右 曽祢之松道・左 おうくわん(往還)・右 時光寺道・右 高砂十輪寺道
周辺の道路整備の際に、ここへ集められたらしい。
六騎塚
足利尊氏との戦いに敗れた児嶋範長主従6騎が阿弥陀宿で自害した。
その従者を偲ぶ六騎塚。
旧天川橋
御着[ごちゃく]城跡公園内にある旧天川[あまかわ]橋。総石造りの橋である。
御着城跡
御着城は、戦国時代に赤松氏家臣・小寺政隆が築城した。後の羽柴秀吉による播磨攻略の際に攻められ落城した。
御着宿
御着[ごちゃく]宿(間の宿)本陣付近の街道。
御着宿本陣跡
説明板によると、敷地2,100坪、建坪130坪の平屋建ての本陣だという。
天川
この橋を渡ると、御着駅はすぐそこである。
御着駅~姫路駅付近まで
一里塚跡
明治時代まで、高さ2mをこえる塚が残っていた。
次の一里塚は、
東 高砂市豆崎
西 姫路市下手野
説明版
東光中学校の敷地にある説明板。
ここに姫路城の外堀があったようだ。
山陽道(西国街道)を歩くコース
区間 | 山陽道のハイライト・見所 | |
---|---|---|
山陽道/西国街道 | ||
山陽道(西国街道) | ||
1 | 西宮~須磨 | ・西宮公園角の常夜燈型道標 --以下は街道から外れる-- ・能福寺(日本三大仏のひとつがある) ・南京町、ルミナリエ |
2 | 須磨~東加古川 | 須磨浦公園 (源平一の谷古戦場・芭蕉の句碑・蕪村の句碑 等多くの句碑があります) |
3 | 東加古川~姫路 | 御着城跡公園 |
4 | 姫路~有年 | 姫路城 |
5 | 有年~伊部 | 船坂峠 |
6 | 伊部~岡山 | 岡山城 |
7 | 吉備津~矢掛 | 吉備路風土記の丘県立自然公園 |
8 | 矢掛~神辺 | 矢掛宿、神辺宿 |
9 | 神辺~尾道 | 尾道市内 |
10 | 尾道~本郷 | 三原城跡 |
11 | 本郷~西条 | 西条宿、松子山峠 |
12 | 西条~広島 | 大山峠 |
13 | 広島~玖波 | 四十八坂、周辺に原爆ドーム |
14 | 玖波~周防高森 | 欽明路峠、周辺に錦帯橋 |
15 | 周防高森~徳山 | 呼坂宿と松陰歌碑、遠石の町並み |
16 | 新南陽~防府 | 浮野峠、毛利庭園、毛利博物館 |
17 | 防府~嘉川 | 防府天満宮、どんだけ道 |
18 | 厚東~小月 | 吉田宿 |
19 | 小月~下関 | 長府城下町 |
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