善光寺街道 五日目の街道歩き旅 [立峠~乱橋~中ノ峠編]

立峠~乱橋~中ノ峠

善光寺街道 立峠~乱橋~中ノ峠の地図うつつの清水

うつつの清水

かつて茶屋があり、旅人はのどを潤して峠を登った。

立峠登り口

立峠登り口

登り口には馬頭観音が鎮座する。登り口に背を向けているので要注意。

馬頭観音

馬頭観音

この美しい像は、善光寺街道中で最大の馬頭観音とのこと。

山道

山道

この山道は善光寺街道では最大の難所だ。

急坂

急坂

「中部北陸自然歩道」というが、油断大敵。実はハードな山道なのだ。

兼平町の町並み

立峠頂上

前述の登り口から頂上まで25~30分所要する。この頂上には4軒の茶屋があったという。

頂上からの眺望

頂上からの眺望

頂上から北方面の眺めは素晴らしい。標高1,010m。

石仏

石仏

苦あれば楽あり。下りはルンルン気分。

芭蕉の小径

芭蕉の小径

松尾芭蕉は姨捨山の観月のため麻績に向かっている(1688、更級紀行)。

石畳の道

石畳の道

立峠の石畳。

美しい石畳

美しい石畳

正岡子規は、この立峠を馬に乗って越えた(1891)。

石畳の道

石畳の道

センターラインのように草がはえている。

道普請

道普請

説明板(写真左)によれば、道普請にはかなり苦労したとある。

石畳

石畳

石畳は約800m続く。

車道を横断

車道を横断

まもなく乱橋[みだれはし]の集落に入る。

道祖神

道祖神

集落の入口には道祖神(写真左)がたたずむ。

下り坂

下り坂

集落に向かう。

乱橋宿

乱橋宿

乱橋は間の宿だった。

旧家

旧家

左端には顕彰碑らしき石碑が建つ。もと名主宅であろうか。

乱橋の町並み

乱橋の町並み

子規は、乱橋のことを「あやしの小村」と表現している。

高札場

高札場

左下にかわいい石仏がひっそりと建つ。

もと旅籠

もと旅籠

旅籠・古久屋跡。

町並み

町並み

この辺りは集落のはずれに近い所。

旧旅館

旧旅館

学生時代(1891夏)正岡子規が宿泊した大黒屋。

中ノ峠へ

中ノ峠へ

前方に中ノ峠が見えるが、低い峠だ。

中ノ峠頂上

中ノ峠頂上

石碑が建つ頂上。

物種太郎塚

物種太郎塚

太郎は大変な無精者だったが、ひょんなことから都に出る。それからは人が変わったように働き出世をとげるというサクセスストーリー(伝説)の主人公。

峠からの眺め

峠からの眺め

中ノ峠から乱橋方面の眺め。

街道碑

街道碑

大きな岩(写真左)に「善光寺街道」と刻まれている。

中ノ峠一里塚

中ノ峠一里塚

峠を下って行くと一里塚がある。あと1km程でJR西条駅だ。

善光寺街道歩きコース

  コース 見どころ、ハイライトなど
善光寺街道
1 洗馬~郷原~村井 山城屋、郷福寺、短歌館
2 松本~岡田 松本中町通り、(松本城)
3 刈谷原峠越え 峠の石仏群、脇本陣
4 会田宿の散策 町並み、常夜灯、岩井堂
5 立峠~乱橋~中ノ峠 立峠の石畳、乱橋の旅籠跡
6 西条~青柳~麻績 観音寺、青柳の切通し、麻績宿
7 猿ヶ馬場峠越え 弘法清水、聖湖
8 稲荷山~篠ノ井 稲荷山土蔵群、篠ノ井追分宿碑
9 篠ノ井~丹波島 原茶屋本陣跡、丹波島の町並
10 善光寺表参道 善光寺、景観重要建造物