東海道 十五日目の街道歩き旅 [酒匂~藤沢~権太編]

酒匂

東海道 酒匂の地図松並木

松並木

小田原城東高校の西側の道。果たしてこれが古道なのか?

付近には新田義貞首塚が建つ。

印刷局入口

印刷局入口

交差点「印刷局入口」付近の松並木。

バス停・一里塚

バス停・一里塚

この付近に一里塚があったようだ。近くに大きな松が立つ。

押切坂

東海道 押切坂の地図旧東海道の名残り

旧東海道の名残り

R1号と並行する旧道(写真左)の押切坂。

大磯

東海道 大磯の地図国府本郷

国府本郷

中央が国府本郷一里塚跡。江戸から17里の地点。

大磯の松並木

大磯の松並木

付近には西行の歌で知られる鴫立(しぎたつ)庵や吉田茂、伊藤博文など名士の旧邸がある。

平塚宿

東海道 平塚宿の地図化粧坂

化粧坂

けわいざか。「曽我物語」の愁嘆場となった所。蛇足だが鎌倉にも同名の坂がある。

大磯の一里塚

大磯の一里塚

平成の一里塚

平成の一里塚

花水橋(写真右)手前に設けられた休憩地。歌川広重の絵を見て江戸時代の街道歩きに思いを馳せる。

花水橋付近

花水橋付近

右は広重の版画にも描かれた高麗(こま)山。

平塚宿

平塚宿

平塚宿にやって来た。ここが平塚宿の京方目付跡。つまり、西の見張所だった所。

平塚宿問屋場跡

平塚宿問屋場跡

人馬のつぎ立てなどの事務をとった所である。

茅ヶ崎

東海道 茅ヶ崎の地図茅ヶ崎の一里塚跡

茅ヶ崎の一里塚跡

JR茅ヶ崎の北にある。

藤沢

東海道 藤沢の地図松並木

松並木

JR辻堂付近の松並木。

義経首洗い井戸

義経首洗い井戸

奥州から送られてきた源義経の首は鎌倉で首実検のあと浜に捨てられ、それがこの地に漂着したという。里人はこの井戸で洗い清めたと伝わる。

遊行寺橋

遊行寺橋

ゆぎょうじばし。藤沢は遊行寺の門前町として発展した所。

遊行寺本堂

遊行寺本堂

時宗の総本山である。開祖は一遍(1239~89)。左は樹齢660年の大イチョウ。

戸塚宿

東海道 戸塚宿の地図旧東海道松並木跡

旧東海道松並木跡

ここは道場坂、別名遊行坂ともいう。

お軽勘平の碑

お軽勘平の碑(中央奥)

「仮名手本忠臣蔵」4段目。「家臣早野勘平と腰元お軽の道行の場」碑。

戸塚宿本陣跡

戸塚宿本陣跡

明治天皇碑(写真左)が建つ沢辺家跡。

吉田大橋

吉田大橋

歌川広重が東海道53次で描いた旧吉田橋。右に広重の版画パネル(戸塚の松並木)。 背の高い電灯は大名行列の長柄の槍をイメージしている。

権太坂

東海道 権太坂の地図品濃一里塚

品濃一里塚

江戸から9番目。ほぼ完全な形で残るのは神奈川県内で唯一。

権太坂の頂上

権太坂の頂上

ここは武蔵と相模の国境をなし中央奥の境木(さかいぎ)地蔵尊は地元の信仰が厚い(1659創建)。

武蔵と相模の地図

武蔵と相模の地図

地図上には配置を示す杭が立ち、下には53次の宿場名がずらりと並ぶ。

旧牡丹餅屋

旧牡丹餅屋

少し先には立派な屋敷門の旧家がある。現、若林家屋敷。

権太坂

権太坂

難所と言われた権太坂を手前に下ってきた。右奥は光陵高校。

東海道歩きコース

  コース 見どころ、ハイライトなど
1 京都(三条大橋)~大津~瀬田 逢坂峠、義仲寺
2 草津~手原~六地藏 草津の追分道標、旧和中散本舗
3 水口~土山~鈴鹿峠 土山宿、鈴鹿峠
4 関~亀山~日永 関宿、野村一里塚
5 富田~宮~有松 七里の渡し、宮の渡し、有松
6 知立~岡崎~御油 無量寿寺、八丁蔵通り、御油の松並木
7 豊橋~新居~舞坂 新居の関所、舞坂の松並木
8 見付~袋井~掛川 旧見付学校、掛川城
9 掛川大祭 かんからまち、大獅子、奴道中
10 日坂~小夜の中山~金谷 小夜の中山、菊川坂、金谷坂
11 島田~藤枝~宇津ノ谷 日本坂、つたの細道
12 丸子~蒲原~沼津 清見寺、薩埵峠
13 三島~箱根西坂~箱根峠 三島大社、山中城址、小枯木坂
14 箱根峠~畑宿~小田原 甘酒茶屋、箱根関跡、石垣山
15 酒匂~藤沢~権太坂 化粧坂、権太坂
16 程ヶ谷~川崎~日本橋 横浜、泉岳寺、日本橋