東海道 六日目の街道歩き旅 [知立~岡崎~御油編]

池鯉鮒

東海道 池鯉鮒の地図 地名(池鯉鮒)の由来

地名(池鯉鮒)の由来

神社の池に鯉や鮒(フナ)が沢山いたことに由来。現在名は知立。中央に明治天皇碑が建つ(1878巡幸)。

知立まつり

知立まつり

5台の山車が繰り出され知立神社に集結する。

知立神社の境内

知立神社の境内

2年に1度の本祭で、江戸時代から続く伝統芸能が披露される。

山車文楽

山車文楽

山車の上では山車文楽、からくり人形芝居が上演される。2008.5.3撮影

松並木

松並木

この辺りで馬の市が立ったという。左端に「馬市之跡」碑。

知立の松並木

知立の松並木

約500m、見事な松並木が続く。

無量寿寺

無量寿寺

「伊勢物語」に登場する歌人在原業平ゆかりの無量寿寺。5月になると、かきつばたの花が咲き乱れる。

来迎寺一里塚

来迎寺一里塚

知立市来迎寺町。

安城

東海道 安城の地図一里塚跡

一里塚跡

安城市尾崎の熊野神社前に建つ一里塚跡碑。ここは鎌倉街道のルートでもあるとのこと。

岡崎宿

東海道 岡崎宿の地図

岡崎宿は二十七曲りと呼ばれ、岡崎城の城下町の中を何度も曲がっています。

矢作橋

矢作橋

東海道3大大橋の一つ(他に六郷川大橋、瀬田の大橋)。日吉丸(後の豊臣秀吉)と蜂須賀小六の出合いの像が建つ。

八丁蔵通り

八丁蔵通り

昔の風情が残る八丁蔵通り。八丁味噌を作るカクキューの裏手です。

ロケ地

純情きらりのロケ地

NHK連続TV小説「純情きらり」(2000年)の舞台として撮影も行われた。

八丁味噌

八丁味噌

岡崎出身の徳川家康誕生以前から味噌造りをしていた老舗。岡崎城から西へ八丁離れている所とのこと。

岡信資料館

岡崎信用金庫資料館

赤レンガ造りルネサンス様式の洋館(1917年建)。

伝馬町の常夜灯

伝馬町の常夜灯

岡崎宿の中心、伝馬町に建つ常夜灯(秋葉山への道標)。

岡崎宿東入口

岡崎宿東入口

岡崎宿は防衛上の配慮から屈曲が非常に多い(「二十七曲がり」)。

大平一里塚

東海道 大平一里塚の地図大平一里塚

大平一里塚

少し先には大岡越前守陣屋跡がある。

藤川

東海道 藤川の地図藤川の松並木

藤川の松並木

かつては1kmもの松並木が続いていたという。藤川は吉良道との分岐点でもある。

西棒鼻跡

西棒鼻跡

右は藤川小学校。棒鼻は宿場の「はずれ」のこと。

歌川豊広の歌碑

歌川豊広の歌碑

浮世絵師、歌川豊広の歌碑が建つ。「藤川の宿の棒鼻みわたせば杉のうるしとうで蛸のあし」

芭蕉句碑

芭蕉句碑

近くには松尾芭蕉句碑も建つ。「ここも三河むらさき麦のかきつばた」

藤川宿脇本陣跡

藤川宿脇本陣跡

今は藤川宿資料館となっている。

東棒鼻跡

東棒鼻跡

「藤川宿」の東入口。柳の枝がたれ街道碑なども建つ風情あるスポットだ。

赤坂宿

東海道 赤坂宿の地図よらまいかん

よらまいかん

赤坂宿をイメージした昔風の建物。街道歩きの休憩にイイね。

赤坂宿の「大橋屋」

赤坂宿の「大橋屋」

芭蕉や広重なども宿泊した旅籠であったが、2015年3月閉館し360年以上の歴史にピリオドを打った。建物は豊川市に寄贈。

関川神社境内

関川神社境内

「夏の月御油より出でて赤坂や」。芭蕉の句碑が建つ。

御油の松並木

御油の松並木

見事な松並木(天然記念物)だが、車の往来が意外に多いので要注意。前述の赤坂宿から御油[ごゆ]宿までは東海道最短の約1.7km。

東海道歩きコース

  コース 見どころ、ハイライトなど
1 京都(三条大橋)~大津~瀬田 逢坂峠、義仲寺
2 草津~手原~六地藏 草津の追分道標、旧和中散本舗
3 水口~土山~鈴鹿峠 土山宿、鈴鹿峠
4 関~亀山~日永 関宿、野村一里塚
5 富田~宮~有松 七里の渡し、宮の渡し、有松
6 知立~岡崎~御油 無量寿寺、八丁蔵通り、御油の松並木
7 豊橋~新居~舞坂 新居の関所、舞坂の松並木
8 見付~袋井~掛川 旧見付学校、掛川城
9 掛川大祭 かんからまち、大獅子、奴道中
10 日坂~小夜の中山~金谷 小夜の中山、菊川坂、金谷坂
11 島田~藤枝~宇津ノ谷 日本坂、つたの細道
12 丸子~蒲原~沼津 清見寺、薩埵峠
13 三島~箱根西坂~箱根峠 三島大社、山中城址、小枯木坂
14 箱根峠~畑宿~小田原 甘酒茶屋、箱根関跡、石垣山
15 酒匂~藤沢~権太坂 化粧坂、権太坂
16 程ヶ谷~川崎~日本橋 横浜、泉岳寺、日本橋