秋葉街道　三日目の街道歩き旅
[西浦～西渡（にしど）編]

西浦田楽の里

西浦は水窪川の支流 翁川の両岸、中腹にある集落の総称。その集落の一つ、所能の観音堂で旧暦1月18日に田楽が奉納される。（国の文化財）

1番　庭ならし

1300年の伝統ある田楽が始まった（21:20頃）。
「月の出」から「日の出」寸前までの夜の祭りだ。途中で休憩があるが、奉納する人（能衆）も見物人も大変である。冷たいし眠たいのである

4番　地固めもどき

ユーモラスな面が見られる芸能。見物人も多く、熱心に見守る。

もどき

即興の問答を入れ、見物人の笑いを誘う。

7番　高足

地を踏み悪霊を追い払う。ふと昔、流行したポッピングを思い出した。

9番　猿舞

まず雄猿が出て山仕事の所作で舞う。そのあと、雌猿は雄猿に呼ばれ問答する。

20番　殿舞

能衆8人が長弓などを持ち、別当（神事の長）と問答する。

13番　出体童子　

花笠を付け、右手に鈴、左手に扇を持った4人が「とーろひーやとーろひ」の口拍子に乗って舞う。

28番　田楽舞

ビンザクラを手に持ち花笠をかぶった4人が輪になって舞う。（以上撮影は1989.2.23）

樹間の古道

山腹の墓地

展望のよい所に墓地がある。

水窪の町並み

山間の小さな盆地で、僅かながらも平地があり、古くから宿場町となる。

塩の道公園

水窪の町を一望できる。中央奥に水窪川が流れる。

塩の道公園付近

右奥から下ってきた。

商店街の旧道を下る。

階段状に整備されている。

塩の道

水窪は市なども立つ物資の集散地だった。

六十六部供養碑（中央やや左）

右の祠の中には、双体道祖神と治郎兵衛様が安置されている。

街道沿いの石碑群

「教伝様」の徳を称える顕彰碑のようだ。

高根城址

室町時代、水窪や佐久間地帯を支配した奥山氏の居城。

山腹の古道

小さな祠（右）

中央奥の山道を下ってきた所に祠がある。

峠の竹林

危うい坂道

茶畑の中

小さな道標（中央）

「秋葉道、塩の道踏査研究会」の道標がコースのポイントに建つ。

明光寺峠

明光寺峠の景観

峠の集落

この明光寺には、茶店や露店があり、参拝者で賑わっていた。

八丁坂

生活道路として今も活用されている。

モニュメント

石段を下ってきた所に例のモニュメント（中央）が建つ。

西渡の町並み

右奥から下った所にまたモニュメントが建つ

八丁坂登り口

下ってきた坂道を振り返る

そば団子と山姥退治

西渡バス発着所付近