松山街道 三日目の街道歩き旅 [池川~高知・愛媛県境編]
池川
池川の遠景
池川大橋からの眺望。バックは雑誌山[ぞうしやま](1,327m)であろうか。
街道略図
県境の黒滝峠を越える雑誌越えの略図。
池川口番所跡
往時の雰囲気が漂う立派な門である。
池川の町並み
池川は旧宿場町だ。
池川の町並み
背の高い蔵が目をひく。
池川木材
森林資源に恵まれ古くから木材産業が盛んだった。
番所跡
送番所跡。
池川総合支所
旧池川町は2村と合併し仁淀川町となった(2005)。
池川神楽
土佐神楽の中では最古のものとか(国指定重文)。
分岐点
右は景勝地安居渓谷方面。ここは左の国道(R494)を進む。
池川郵便局
池川郵便局付近の町並み。
日本一清流
近くを流れる川は清流仁淀川の支流である。
山頭火句碑
種田山頭火は四国歩き遍路に出て(1939)この地で思いがけず歓待を受けた。「山のよろしさ水のよろしさ人のよろしさ」。
安居川
数km上流の安居小(廃校)は直木賞作家宮尾登美子の初任地だった。
天明逃散集合の地
ここは池川紙一揆(1787)が起こった地でもある。
民宿いち川
一泊お世話になった民宿。明治創業の老舗である。
池川の町並み
昭和20年代は林業の町として栄えていたという。
池川の町並み
料亭や映画館も2軒あったようだ。
池川の町並み
やがて橋が見えてきた。
土居川
この土居川(仁淀川の支流)沿いに西進する。
用居
用居口番所
用居[もちい]口番所は伊予に通じる重要な関所であった。
高知・愛媛県境
瓜生野
瓜生野[うりうの]。かなり過疎化が進行している様子。
急カーブ
雨が降り霧が発生。
車だとスリル満点だろう。
山崩れ
左の山は斜面が崩れ落ちている。
紆余曲折
振り返ると急カーブ、急勾配の道だ。
県境
これで高知県(仁淀川町)とお別れか。
境野隧道
本来の松山街道はこのトンネル北のサレノ峠を通っていた。
境野隧道
1935年竣工のトンネルだ(R494号)。
松山街道歩きコース
コース | ハイライト・見所 | |
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1 | 伊野の散策 | 土居邸、紙の博物館 |
2 | 佐川の散策 | 酒蔵通り、青源寺 |
3 | 池川~高知・愛媛県境 | 仁淀川の清流、用居口番所 |
4 | 県境~七鳥 | 東光寺、十里石 |
5 | 美川支所~大川 | 御三戸嶽、上黒岩遺跡 |
6 | 久万宿の散策 | 遍路碑、七里石 |
7 | 仰西渠~三坂峠 | 仰西渠、六里石、三坂峠 |
8 | 砥部の散策 | 陶板の道、砥部焼伝統産業会館 |
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