松山街道　一日目の街道歩き旅　[伊野の散策編]

土佐電鉄

高知から電車に乗り、土佐和紙のふるさと伊野にやって来た。

いの駅

土佐電鉄伊野線の終点である。

琴平神社

駅のすぐ近くにある琴平神社。

石碑群

句碑がずらりと並ぶ。

説明板

この石碑群は数の上では高知県最大とのこと。

芭蕉句碑

松尾芭蕉の句碑もある。

「春よ夜はさくらに明けて仕舞いけり」

川柳碑

こちらは川柳碑が並ぶ。

土居邸

明治中期に建てられた紙問屋の「見附屋」。

土居邸

1993年修理復元され、今は町の喫茶店に変身した。

紙の博物館

伊野は土佐和紙発祥の地である。

句碑

建物の前に句碑が建つ。「紙をすくいのは水辺のふりし町」茶雷(郷土の俳人)。

紙の博物館

建物は和紙問屋をイメージした和風造り。

町並み

紙の博物館の東側の道を北上する。

町並み

この西町通りには虫籠[むしこ]窓のある民家が見られる。

西町通り

歴史的町並みの雰囲気が漂う。

椙本神社

大黒様の名で親しまれる椙本[すぎもと]神社。

創建1200年を誇る。

境内

商売繁盛や縁結びに、御利益があるという

虚子の句碑

境内にある高浜虚子の句碑「紙を漉く女もかざす珊瑚かな」。

石碑

こちらには立派な碑が建つ。

吉井翁生誕地

吉井源太は「日本紙業界の恩人」として知られる。

生家

吉井翁は紙漉[すき]技術を改良した功労者。

伊野小学校

前述の生家からほど近い小学校。開校100年記念碑が(写真右)建つ。

旧家

風情ある駅近くの旧家。喫茶店かな？

JR伊野駅

前述の「いの駅」からは至近距離(約150m)。

駅前

椙本神社の春の大祭は土佐3大祭の１つ。

伊野から佐川へ向かう

和紙のふるさと伊野とも、これでお別れだ。