秩父往還　五日目の街道歩き旅　[三峯神社～秩父湖編]

遥拝殿

奥宮を遥拝する見晴らし台が見えてきた(写真左)。

青銅鳥居

正面に小さく随身門が見える。

日本武尊像

ストレートに神社へ向かわず、少し寄り道をしてみよう。

日本武尊像

この銅像は明治維新100年記念に建立されたようだ。

日本武尊像

何と言って日本神話最大のヒーローである。

斎藤茂吉　歌碑

「二つ居りて啼くこえきけば相呼ばふ鳥が音かなし山の月夜に」(1926年)。

山口青邸　句碑

「巫女下るお山は霞濃くなりて」(1941)。

野口雨情の歌碑

「朝にや朝霧　夕に狭霧　秩父三峰霧の中」

随身(神)門

邪悪なものが神域に入るのを防ぐ門である。

オオカミ

お使いの神としての狼が祀られている。

随身門

2004年に漆塗替え、改修工事が完了した。

随身門

そのため、極彩色に復元された。

参道

火防盗難除けの御利益がある。

神社前の青銅鳥居

奉納者の中に塩原太助の名がある。ふと丸亀の太助灯籠を思い出した。奇特な人なんだ。

手水舎[ちょうずや]

青銅鳥居の左にある。手水とは清めるのに使う水の事。それにしてもゴージャスだ。たまげた。

八棟燈籠

木製の燈籠は珍しい。

拝殿

権現造りの拝殿は極彩色の彫刻が華麗そのもの。

三峯講の記念碑

江戸時代には関東各地に信仰組織の三峯講が4,000組以上もあったという。

三ツ鳥居

三ツ鳥居は極めて珍しい。

お犬様(狼)

日本武尊が奥秩父の原生林に迷い込んだ時、狼が現れて、この辺りまで案内したとの伝説。

シャクナゲ

境内のあちこちでシャクナゲが咲く。旧大滝村の花。

薫風かおる参道

中央奥に駐車場が見える。三峰山は本来、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山の3山をさす。

奥宮参道入口

雲取山(2,018m)の登山口。

三峰ビジターセンター

秩父の野生生物や自然の仕組みを紹介する施設。

入館無料。

秩父湖

二瀬ダムによりできた秩父湖。

秩父湖

荒川上流部をせき止めた人工湖である。