秩父往還 七日目の街道歩き旅 [西沢渓谷編]
西沢渓谷
西沢渓谷入口
山開きは4月29日~11月末まで。冬の入山は不可能である。
ナレイの滝
この渓谷で最初に目にする滝だ。
渓谷巡り出入口
ここがトレッキングコースの出発点。
甲武信ヶ岳との分岐
ここは直進する。
田部重治文学碑
田部重治[たなべじゅうじ]は笛吹川の渓谷美を世に紹介した登山家(1884~1972)。栃本の入口にも歌碑を見た。
二俣吊橋
長さ15mの大吊川橋を渡る。
吊橋からの眺め
中央奥が鶏冠山[とさかやま](2,115m)。ニワトリのとさか状の岩峰がある。
鶏冠山との分岐
秩父多摩甲斐国立公園という大きな表示板が目に留まった。
大久保の滝
落差約14mの滝。
滝見台
美しい滝が次々に現れる。
三重の滝
幅広の川が三段に流れ落ちる。
人面洞
岩肌が人の顔に見えるというが・・・。
人面洞
どうも、そのようには見えなかった。
竜神の滝
落差約7mの滝。
貞泉の滝
迫力のある滝つぼを見下ろせる。
母胎淵
これほど、はっきりした甌穴[おうけつ](岩肌が浸食されて出来た穴)は珍しいようだ。
方杖橋
ここが、ほぼ中間点にあたる。
七ツ釜五段の滝
さあ、いよいよお目当ての五段の滝。
七ツ釜五段の滝
落差は約50mある。
七ツ釜五段の滝
豪快な水しぶきと滝の音が印象的。
七ツ釜五段の滝
エメラルドグリーンの水と白い滝のコントラストが目に焼きつく。
七ツ釜五段の滝
西沢渓谷の圧巻である。心まで洗い清められる感じだ。
トロッコ線
かつてのトロッコ線が、こんな形で遊歩道に生かされている。
ひこいっちゃんころばし
木材運搬夫の彦一が、馬と共に転落した所。
トロッコ線
先を行く二人組(中年夫婦)が見えた。この日は他にカメラマン、中年女性(いずれも二人組)に会っただけ。
大展望台
2,000mクラスの山々をここでゆっくり眺めよう。
甲武信主脈山塊の説明板
断念した雁坂峠は右奥だ。
木材を積んだトロッコ
1968年まで木材搬出に活躍したトロッコだ。
説明板
三塩軌道と称し、三富村と塩山駅までの36kmを結んでいた。
秩父往還歩きコースプラン
秩父往還歩きコース
秩父往還歩きコース | 秩父往還歩き見どころ、ハイライト | |
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1 | 長瀞と羊山公園 | 岩畳、羊山公園の芝桜 |
2 | 札所めぐりと秩父の町並み | 音楽寺、小鹿坂峠、金昌寺 |
3 | 秩父夜祭 | 屋台の彫刻、屋台芝居 |
4 | 贄川宿と三峯神社表参道 | 贄川、登竜橋、清浄の滝 |
5 | 三峯神社~秩父湖 | 随身門、拝殿周辺、遙拝殿 |
6 | 麻生~栃本~川又 | 栃本関所、栃本の景観 |
7 | 西沢渓谷 | 西沢渓谷の大自然 |
8 | 広瀬~三富(一之橋) | 広瀬湖、川浦番所 |
9 | 三富~亀甲橋 | 放光寺、恵林寺 |
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