秩父往還　四日目の街道歩き旅　[贄川宿と三峯神社表参道編]

贄川の景観

贄川[にえかわ]にやってきた。

御堂鐘地蔵と庚申塔

この庚申塔2基は600m先の山道から移設したようだ。

贄川宿

かつては三峯神社の参詣客や礼所めぐりの巡礼者たちで栄えた。

贄川宿

民家が街道の両側に短冊状に並んでいる。

贄川宿

そういえば中山道に同名の宿場があったっけ。

街道碑

礼所めぐりの道標はばっちりなだけに、こういう街道碑は嬉しいものだ。

街道碑

説明板によれば、宮沢賢治、ナウマン(物理調査)、幸田露伴などが贄川宿を訪れた。

白川橋

この荒川は甲武信ヶ岳(2,460m)に発し、秩父盆地を経て東京湾に注ぐ。

白川橋

デザインは白久の人形芝居。かつては白久から船で贄川に渡った。

三峰口駅

関東の駅100選に認定されている。

大輪

表参道起点の一之鳥居。

登竜橋

朱色の登竜橋を渡る。

登竜橋

再び荒川の眺め。

登竜橋

新緑もいいが紅葉の頃は素晴らしいだろうな。

表参道入口

左には「是より本社52丁」の碑が建つ。つまり約5.7km続くのか。

石畳の道

金色の擬宝珠[ぎぼし]が往時の活況を偲ばせる。

参道入口

かつては、この付近からロープウェイが通じていた(2007年まで)。

熊注意

勿論、鈴を鳴らして歩いたが、熊が出るような気配は全くなかった。

参道

道は狭く険しくなる。

急造の橋

崖下の道が崩れたからであろう。

清浄の滝

ここまで起点から約40分かかる。

清浄の滝

昔は、ここで身を清めて参詣したという。

講の記念碑

左は昭和6年(1931)、右は昭和15年の銘がある。

1.9km地点

この辺りが参道のほぼ中間点。

丁石

25丁。これはきれいな形で残っている。

大きな杉

大木の横を通る。

薬師寺堂跡

休憩所にいいところ。

薬師寺堂跡

昔は女人禁制の山だったので、参詣できない女性等の世話をした所だった。

妙法ヶ岳

展望が開けて奥宮のある妙法ヶ岳が見える。

丁石

34丁石。これも保存状態が良い。

急坂

ここはハードな坂道。

大きな杉

大木の間を登っていく。

木の階段

新緑が美しい。

民家の前

無人の民家が現れるが、ここを右折する。

600m地点

ポイントには指標が建つ。

あと少し

125m地点。