梼原街道 二日目の街道歩き旅 [朽木峠~津野町編]
朽木峠~二ツ家集落まで
朽木峠
朽木[くちき]峠側から西谷(旧葉山村)方面を望む
西谷の道標
西谷でR197号に合流する。新しい木製の道標を見つけた。
健康増進施設
健康増進施設の「理楽[りらく]」。温水プール、トレーニングジム、サウナを完備しているので、歩き旅で疲れたら、ここでリフレッシュできる。
三嶋神社
街道沿いにある三嶋神社。
葉山の蔵
三嶋神社の隣にある「酒造ホール葉山の蔵」。コンサートやギャラリー、結婚披露宴など幅広く利用されている。
龍馬脱藩の道
龍馬脱藩の道の道標が、かわうそ自然公園に建つ。
葉山の里
周囲を山に囲まれた自然公園では宿泊、食事、農村体験、環境学習の機能を備えている。左奥が葉山の里、宿泊できるので街道歩きには良いロケーションだ。
道100選の碑
葉山中学校[写真左奥]の近くの街道沿いに道100選の碑が建つ。
土佐勤皇の志士脱藩の道と明記してある。
二ツ家集落
やがてR197号と別れ県道377号に入る。
この二ツ家という集落には、少し古道らしい雰囲気が漂う。
白石小学校
少し進むと木造の津野町立白石小学校が街道沿いに現れる。音楽の時間か、神楽の練習であろうか。何やら太鼓の音が聞こえてきた。
二ツ家集落~天忠トンネルまで
木製の道標と石碑
右に古い木製の道標と石碑。このあたりからアップダウンの道が続く。
新しい道標
こちらはかわうそ自然公園で見かけた、例の新しい道標。
ここを写真左奥へと直進する。
坂本集落
この坂本集落には大きな案内板[写真左]が建つが、古びて朽ちかけている。茶葉採集用のトロッコのレール[写真右端]に沿って、ここを上っていく。
道中の風景
やがて展望が開けてきた。
見下ろすと、一面茶畑である。
石畳が残る山道
静かな山道。
人影を全く見ない。部分的に石畳が残っている。
まだまだ登っていく。
茶畑
写真右端の電柱のあたりから急坂を登ってきた。
振り返ると一面茶畑が広がる。
これは絶景だ、写真左奥がR197号。
道中の風景
畑の中の旧道をまた登っていく。
つづら折りの坂道がしばらく続く。
布施ヶ坂(辞職峠)
布施ヶ坂の標高は、約460m。別名辞職峠。梼原方面に転勤を命じられた県職員や教員が延々と続く峠越えの急坂に仰天。途中で引き返し辞職を申し出たのが由来とか。
船戸の道標
難所の布施ヶ坂を越え下ってくると船戸で再びR197号に合流する。
ここにも例の道標と街道碑が建つ。
維新の道碑
船戸のコンビニの向かい側で偶然見かけた維新の道碑。
私費で作られたようだ。
力石集落
船戸から役場までは、何の変哲もない国道歩き。
途中で力石という集落がある。この名前は怪力に由来するそうだ。
新田橋
役場のすぐ近くに墓地公園があり吉村虎太郎の像[写真中央上]が東津野を見下ろしている。
吉村虎太郎の像
26歳で散った風雲児・吉村虎太郎の勇姿。
りりしいルックスだ。
天誅組碑(奈良県)
天誅組は五条(奈良県)の代官所を襲撃(1863)したが、その後は吉野に転戦。奈良県東吉野村小川には天誅組終焉之地の碑がひっそりと建つ。
虎太郎父母の墓
墓地公園には虎太郎の父母の墓も建つ。
津野町役場西庁舎
街道は津野町役場西庁舎の前を通る。
例の道標も建っている。
郷麓温泉
役場付近には旅館が少ないので、街道沿いではないが民宿・郷麓[ごうろく]温泉に宿泊。主人に尋ねると時たま、歩き旅の客が泊まるそうだ。
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