秋月街道 二日目の街道歩き旅 [城下町・秋月の散策編]
甘木
甘木駅
西鉄・甘木駅前には「日本発祥の地卑弥呼の里」碑が建つ。この辺りには邪馬台国にまつわる遺跡や古墳が多く点在する。
秋月の散策
目鏡橋
清流の秋月川にかかる目鏡[めがね]橋。当地では眼鏡ではなく「目鏡」の字を用いる。
目鏡橋
長崎の眼鏡橋[長崎街道参照]を手掛けた石工を招き架橋した(1810年)。ここは秋月の玄関口にあたる。
野鳥川
コスモス咲く野鳥[のとり]川。この川の北は町人町と武家町、南は陣屋と主要な武家町。
ロケ地
この場所は「男はつらいよ(28作)寅次郎紙風船(1981年)のロケ地でもある。
石田家住宅
町家の典型、石田家住宅。左端は甘木市天然記念物のイヌマキ。
秋月郷土館
戸波家武家屋敷にある秋月郷土館。
美術館
こちら美術館にはルノアール、横山大観、岸田劉生などの名画が展示されている。
杉の馬場
城跡(写真左奥)に向かう。この「杉の馬場」は桜の名所。春には桜のトンネルを訪れる人で賑わう。
久野邸
数少ない武家屋敷のひとつ、久野邸。
秋月城跡
秋月城跡は現在、秋月中(写真中央奥)の敷地となり、石垣と堀の一部を残すのみである。
長屋門
かつての通用門だった長屋門が残る。
黒門
往時の情緒を感じさせる黒門は黒田家御館の大手門だ。これは古処山城の搦手門を移したといわれる。
秋月城跡碑
城跡には、ひっそりと「秋月城跡」碑が建つ。
高浜虚子句碑
すぐ右手には高浜虚子の句碑が建つ。
「濃紅葉に涙せき来る如何せん」(1946年)。子供たちと訪れた虚子は、この秋月で剣の修業をした父の昔を偲んだ。
戸波半九郎屋敷跡
秋月藩士・戸波半九郎の屋敷跡。戸波は秋月藩士族の反乱(秋月の乱、1876)の時に自刃した。
杉の馬場
杉の馬場の入口付近の景観。
直売所
珍しいものを直売所で見かけた。生け花などに使ったりするのだろうか。
秋月街道歩きコース
コース | ハイライト・見所 | |
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1 | 久留米~大刀洗[たちあらい] | 青木繁旧宅、遍照院、大刀洗公園 |
2 | 城下町・秋月の散策 | 目鏡橋、秋月郷土館 |
3 | 八丁峠越え | だんごあん、石畳の道 |
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