出雲街道　三日目の街道歩き旅　[勝山宿の散策～美甘編]

辻本店

ここが勝山の地酒・御前酒の蔵元辻本店。

辻本店

辻本店の重厚な収蔵庫の窓扉は必見。

見事な竜虎の鏝絵[こてえ]が描かれている。ふと内子[うちこ]を思い出した(大洲街道　2日目・内子～松山参照)。

酒造の窓

酒造の窓のデザイン。

勝山の町並み

男はつらいよシリーズ最新作(48作目)のロケ(1995/10/21)現場にも選ばれた美しい勝山の町並み。

道標

前述の辻本店(写真右奥)の近くには1852年建の道標(写真左)が建つ。

雲伯往来

南・左　雲伯往来
西・右　京大阪

雲伯往来は出雲街道の別名である。

石畳の道

旭川沿いには石畳の道がが残っている。

太平洋戦争中、勝山に疎開し細雪を執筆した谷崎潤一郎(1886～1965)は、この川岸の道をよく散歩したようだ。

のれん

勝山の町を彩るもの、それはのれん。

町を歩く時は、家々の軒先にかけられているのれんに注目してみよう。

のれん

その数は100軒近くあるらしい。

とにかく色鮮やかで、モダンなデザインを眺めつつ歩くと実に楽しい。

勝山郷土資料館

町並み保存地区のほぼ中央に位置する勝山郷土資料館。

鳩山由紀夫首相の先祖は勝山藩の江戸留守居役だった。先祖の墓は近くの安養寺にある。

高田硯

高田硯(写真中央)は勝山特産のようだ。

高瀬舟舟場跡

中橋(写真左端)東詰にある高瀬舟舟場跡。

勝山は交通の要所で木材の集散地だった。

岡山までは旭川を16里(64km)下る。

ひのき草木染織
工房

ひのき草木染織工房(写真左)。

前述ののれんを制作する。

白壁の商家

連子格子と白壁の商家のある街並み。

町並み保存地区

この町並み保存地区は、岡山県で初めて指定された(1985)。

武家屋敷館

武家屋敷館。

昔のままの姿をとどめる渡辺邸。

高田用水

武家屋敷館から南へ進み坂を下った所に高田用水が流れる。

食事処もある(写真右上)。

街道標

町並み保存地区の南端。

JR中国勝山駅の西へ約400mの所