野麦街道 二日目の街道歩き旅 [高山から旧朝日村編]

高山~茶接待所周辺まで

野麦街道 高山から旧朝日村の地図 錦山神社の鳥居

錦山神社の鳥居

善応寺から500m進むと錦山神社の鳥居[写真右上]に出る。

常夜灯

常夜灯

高山市春日町の常夜灯。

荏名神社

荏名神社

江名子町の荏名[えな]神社前にある追分灯籠[写真中央]。

街道は左へ進んでいく。

道祖神

道祖神

9年ぶりの再訪だったが、以前は右手の道祖神がなかった。高山・松本姉妹都市提携30周年記念とある。今回の旅は仲の良い両市を結ぶ旅だ。

道標

道標

灯籠は道標を兼ね、

左江戸、みのふさん(身延山)ぜんくわじ(善光寺)道とある。

灯籠裏の狂歌

灯籠裏の狂歌

裏には狂歌が刻まれている。

行列の見事乗鞍かさが岳
やりさへ高くふれる白雪
とある。

高札場と道標

高札場と道標

前述の追分灯籠から2.1km。ここに高札場と道標が建つ。

左 善光寺 江戸道
右 たらみち

中部北陸自然歩道

中部北陸自然歩道

中部北陸自然歩道の木柱も建つ。

ここからが山道、絶妙のハイクコースである。

道標

道標

右手には
美女峠方面・旧江戸街道
という道標が建つ。

ゆるやかな坂道を登る。

橋場橋

橋場橋

手前の橋場橋を渡って右折。山口川沿いの細い道を進む。ビニールハウスがたくさん並んでいる。

道標

道標

橋場橋にある道標を近くで撮った写真。

江戸街道 橋場跡
とある。

追分地蔵

追分地蔵

やがて追分地蔵[写真右]が現れ、傍には例の道標が建つ。ここを直進し坂道を登っていく。

山から臨む高山市

山から臨む高山市

高山市を遠望する。

なるほど山に囲まれている。

江戸街道の道標

江戸街道の道標

しばしば江戸街道の道標が現れるので心強い。道に迷うことはない。

関所跡

関所跡

雨乞平

雨乞平

高山市指定文化財の雨乞平。

茶接待所跡

茶接待所跡

旧江戸街道、茶接待所跡。

右手には南無阿弥陀仏の石碑が見える。

説明板

説明板

旧江戸街道は、江戸幕府より高山陣屋へ着任した代官・郡代・江戸文化や信州と飛騨の物資が通過した。

道中の風景

道中の風景

茶接待所跡南の旧道。

茶接待所通過地~旧朝日村

野麦街道 茶接待所通過地から旧朝日村の地図 道標

道標

美女ヶ池手前2.3km地点。

道標が並んで建つ。

道中の風景

道中の風景

美女高原の看板。

もうすぐ美女峠に入る。

美女峠

美女峠

ここでR361[写真右側]と合流する。

ここが美女峠。国道は冬季通行止めになる。

美女ヶ池

美女ヶ池

美女ヶ池には遊歩道があり4月下旬には水芭蕉[みずばしょう]が白い花を咲かせ、秋は紅葉と、ハイカーの目を楽しませてくれます。

水芭蕉

水芭蕉

美女ヶ池のミズバショウ。

美女伝説を彷彿[ほうふつ]とさせる。

野麦街道

野麦街道

美女峠南側の旧道。

このあたりは完全な姿の野麦街道が約600m続く。

道中の風景

道中の風景

美女峠南の旧道。

道中の風景

道中の風景

美女ヶ池の南600m地点。

歴史の道案内板

歴史の道案内板

旧朝日村見座に建つ
歴史の道・案内板。

説明板

説明板

見座の女性が、美女ヶ池の主の子の乳母としてこの道を通ったのが、うば坂の由来となったとか。

野麦街道歩きのコース

コース 区間 野麦街道のハイライト・見所
野麦街道 野麦街道の概要
1 高山市内 重要伝統的建造物群保存地区
2 高山~旧朝日村 美女峠
3 旧朝日村~野麦峠入口 野麦の館
4 野麦峠~松本 野麦峠を越える
4 川浦~松本 川浦
5 松本市内 松本城