身延道 三日目の街道歩き旅 [身延山~赤沢(七面山)編]
久遠寺~赤沢宿まで


石畳の参道
三門(山門)をくぐり抜けると聖域。石畳の参道が100m余続く。

菩提梯
やがて心臓破りの菩提梯(287段の石段)が待っている。高さは104m、健脚でも15分はかかる。上から見下ろす。

久遠寺のしだれ桜
久遠寺のしだれ桜は樹齢400年。見頃は3月下旬。

奥之院・思親閣
身延山頂の奥の院。別称思親閣[ししんかく]。
日蓮が両親追慕のため、ここから故郷・安房[あわ](千葉県)を望んだ所。勿論、ここへは参詣道もあるが(片道約2時間)、ロープウェイを利用すれば高低差763mを一気に7分で着く。

感井坊
裏参道(身延往還)のちょうど中間点にあたる感井[かんせい]坊。
赤沢へは中央奥へ進む。

追分
ここは追分、つまり分岐点。
山門の方へも戻れる。

十万部寺
赤沢への下り道で最初に出会う寺。十万部寺。

赤沢宿
やがて視界が開け赤沢が姿を現した(写真中央)。
四方を山で囲まれた山腹の宿場だ。

身延往還
この身延往還は、徳川家康の側室お万の方が七面山に参詣するまでは女人禁制だった!赤沢はすぐそこにある。

赤沢宿
赤沢は講を組織した信徒団体などの参詣客を迎える講中宿場として繁栄した(昭和10年代まで)。

赤沢の石畳
感じのいい石畳の道。
道幅も意外に広い。これは赤沢にUターンした青年たちの手で復元されたらしい。

赤沢の風景
衰退の一途をたどっていたが、近年来訪者が徐々に増加したとのこと。
嬉しい限りである。

赤沢宿
若山牧水も泊まったというえびすやは、この辺りであろうか。
尋ねる人さえいない桃源郷だ。
Copyright(C) 街道の旅.com All rights reserved.