千国街道 九日目の街道歩き旅[平岩駅~大網峠~山口~根知駅編]

平岩駅~山口

千国街道 平岩駅~山口の地図
大網

大網

信州最北の大網から越後(山口番所)に至るコース。

大網宿高札場跡

大網宿高札場跡

この大網は戦国末期、武田氏の要衝で、上杉氏の侵攻に備えた山里だ。ここは大網宿高札場跡。

大網

大網

越後から信州入りの荷は、すべて大網で継ぎ立てた。番所も置かれた。

大網

大網

標高約400mの素朴な村である。明治時代の2度にわたる大火により昔の面影は残っていない。

塩倉

塩倉

この大網には塩倉が現存する。千国街道中ではオンリーワンだから貴重だ。塩分で腐るため釘は一本も使っていないようだ。

(注)この塩倉は、その後、沓掛に移転した。

三界万霊地蔵

三界万霊地蔵

「三界万霊地蔵」(写真左)が古道沿いに建つ。

大網石仏群

大網石仏群

大網石仏群。

芝原の六地蔵

芝原の六地蔵

街道(写真左)沿いに並ぶ「芝原の六地蔵」(写真右)。これは六道に出現して衆生の苦しみを救うという地蔵。各地で見かける。

吊り橋

吊り橋

横川(姫川の支流)の吊り橋(写真中央)。この後は急坂となる。

上り坂

上り坂

ジグザグの上り坂が続く。冬場にはボッカも難儀したことであろう。

ブナの原生林

ブナの原生林

ブナの原生林の中を、ひたすら登っていく。

大網峠

大網峠

標高840mの大網峠。かつては、この峠に茶屋や宿屋が4軒あったという。展望は良くない。

角間池

角間池

角間池(写真右)には山姥の伝説が残る。

角間池

角間池

角間池の周辺にはブナ、雪ツバキが群生し自然探勝園に指定されている。

道標

道標

角間の道標(写真中央)が草むらの中に、ひっそりとたたずむ。

道標

道標

「右、松本街道(千国街道のこと)大綱」「左、中谷道横川」とある。1861年建立。

大網峠

大網峠

少し進むと展望が開けてきた。

大網峠

大網峠

うっすらと日本海が見える!感動の一瞬!

大網峠

大網峠

東には頸城[くびき]駒ヶ岳(1487m)、鬼ヶ面山などの山々が山容を現わす。

諏訪社

諏訪社

白池ほとりに諏訪社の祠。

こんな平穏な地に大雪崩(1824年)が起こり20数人のボッカが犠牲になったとは信じがたい。

右奥には日本百名山の雨飾山(1,963m)が見える。

ヒナタ茶屋跡

ヒナタ茶屋跡

ヒナタ茶屋跡。

もうここは新潟県(糸魚川市)だ。ゆるやかな坂を下る

大ザイの道祖神

大ザイの道祖神

この一本杉の根元に石仏が一体ある(大ザイの道祖神)。ここは眺望の良い街道の休息地だった。

庚申塔

庚申塔

街道沿いに建つ庚申塔。

山口関所

山口関所

ここ山口は交通の要所で番所(関所)が置かれた。「関之址」碑が建つ。

塩の道資料館

塩の道資料館

山口の「塩の道資料館」。「甦れ人間」の幟が立つ(写真左)。