豊前街道 一日目の街道歩き旅 [山鹿市内散策編]
山鹿市内散策
山鹿大橋
菊池川にかかる山鹿大橋(写真中央)を渡ると(写真右へ)山鹿[やまが]に入る。平安時代以降の温泉がある宿場、河港として栄えた。
惣門
山鹿の町の入り口には、繁栄した当時を物語る惣門[そうもん](写真中央)が復元されている。不審者の出入を取締っていた。
千代園酒造
伝統ある酒蔵の千代園酒造(写真右)。
この辺りから歴史的な町並が続く。
酒蔵資料館
千代の園酒造の向かいにある酒蔵資料館。
江上家の説明板
江戸時代山鹿宿を支えた江上家の説明板(写真左)
燈籠民芸館
旧安田銀行山鹿支店(写真左)は燈籠[とうろう]民芸館に変身した。8月中旬に娘たちが踊る燈籠祭はファンタジックな祭として有名である。また民芸館の近くには、湯の町らしくあし湯がある。
山鹿宿
この山鹿宿は2007年度美しいまちなみ大賞を受賞した。細川綱利公初の参勤交代街道の碑(写真左端)が建つ。
街道は直進だが、右折すると八千代座がある。
八千代座
伝統的芝居小屋八千代座が開業(明治44)してからまもなく1世紀経つ。1988年には国の重要文化財に指定された。
八千代座
歴代の歌舞伎一座の興業に湧いた。
古くは長谷川一夫、片岡千恵蔵。今は坂東玉三郎などの公演がある人気スポットである。
山鹿市サイクリング・ターミナル
道中、一泊お世話になった山鹿市サイクリング・ターミナル。町の中心から少し離れてはいるが、街道沿いにあるので絶好の宿。低料金(\2,940)だし、レストランも併設。もちろん、貸し自転車もOKである。
五輪塔説明板
五輪塔が並ぶ(写真左)。
写真右奥に見えるのが山鹿市立博物館。
山鹿市立博物館
サイクリング・ターミナルの目と鼻の先には山鹿市立博物館(写真右)があり、菊池川関連の歴史・民俗資料が展示されている。
写真左の銅像は帆足長秋(1758~1822 山鹿の神官・国学者)とその娘。はるばる三重県松阪へ古事記伝書写の旅に出る時の姿。片道約80日というから感動ものだ。
大坪橋
1983年に撤去された大坪橋(参照:長崎街道コース7・長崎宿)。に次ぐ水路橋で、すばらしい石橋(二連橋)だ。
この付近にはチブサン古墳など見どころが多い。
博物館周囲の風景
博物館の近くには、江戸時代後期の民家も移築されている。
豊前街道歩きコース
コース | ハイライト・見所 | |
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1 | 山鹿市内散策 | 山鹿宿の町並み、山鹿市立博物館、温泉 |
2 | 山鹿口~腹切坂~南関 | 車坂、ハゼ並木、腹切坂 |
3 | 南関~羽犬塚 | 稚児風流(祭り) |
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