山の辺の道/やまのべのみち

山の辺の道とは

山辺の道は、日本現存最古の道と言われている古代大和の道。古代大和政権が三輪山から春日山の山辺に通した道である。

山の辺の道行アドバイス

高低差もそれ程なく万人向きのハイキングコース。エンジョイしてください。奈良県のウォーキングボータルサイト「歩く・なら」に詳しい地図があります。参考にしてください。
「歩く・なら」山の辺の道(天理~桜井)

なお、コース3に記述の談山神社へは、9.5km、徒歩約2時間。桜井駅から奈良交通のバスがあり、1時間に1本程度。所要は24分ほど。

山の辺の道歩きコースプラン

コースプラン
  コース 見どころ、ハイライトなど
1 石上神社~長岳寺~狭井神社 万葉歌碑
2 大神神社~三輪~海柘榴市跡 海柘榴市跡
3 談山神社 嘉吉祭

山の辺の道のルート

地図
地図

【石上神社】-【長岳寺】-【景行天皇陵】-【狭井神社】-【大神神社】-【金屋】-【海柘榴市】---(談山神社)

飛鳥と平城京を結ぶ最古の官道

南北にのびる山の辺の道は上街道の前身と考えられる。

古代の山の辺の道

聖徳太子や蘇我馬子が歩んだ道。

中世の山の辺の道

建武の乱(1336)に敗れた後醍醐天皇が再起を誓いつつ𠮷野へ向かった道。

近世の山の辺の道

若き日の芭蕉(伊賀、藤堂藩士)も訪れた古道。古道沿いには桜を詠んだ句碑も残る。

今は格好のハイキングコース

山の辺の道沿いには万葉歌碑や古墳が点在するので、古典好き、歴史ファンには堪えられないコース。