篠山街道 二日目の街道歩き旅 [福住~篠山編]

福住~安田

篠山街道 福住~安田の地図旧宿場町

旧宿場町

福住は旧多紀町の中心集落だった所。山菜漬「万半」付近の町並み。

安田の景観

安田の景観

高さ33mの巨木が目をひく。

安田の大杉

安田の大杉

通称「甚七森」といわれる杉の大樹。

デカンショ街道の表示板

デカンショ街道の表示板(右)

デカンショ街道は篠山街道の別名だ。

小野駅跡

小野駅跡(古代山陰道)

前述の野口駅から約16kmの間隔がある。つまり駅は古代の30里毎に設置されていた。

八上

篠山街道 八上の地図石碑

石碑

八上にやって来た・街道沿いの石碑(写真左)には「和田山」とある。篠山街道の終点和田山のことであろうか。

八上の集落

八上の集落

重伝建ではないが、ここも風情ある街道筋である。

八上の町並み

八上の町並み

八上の冬景色。屋根には多少雪が残る。

とある民家

とある民家

街道沿いの民家の前には、立派な石灯籠や赤いポールに赤い魚の置物などが並んでいる。

八上一里塚

八上一里塚

篠山城から最初の一里塚。つまり篠山城まで約4kmということ。「丹波篠山53次」の碑(写真右)も建つ。

一里塚付近

一里塚付近

戦国大名・波多野氏の居城があった高城山の麓にある街道。

高城山登山口

高城山登山口

八上城跡へは左奥に進む。難攻不落の山城だったが明智光秀の攻撃により落城(1579)。中央は古美術店。

篠山城下

篠山街道 篠山城下の地図重兵衛茶屋

重兵衛茶屋

やがて昔の茶屋が見えてきた。ここは播磨からの道(R372号)との合流点だ。

一休み

一休み

京からの旅人も、播磨方面からの参勤交代の大名も休憩に利用したことであろう。

小さな橋

小さな橋

小さな橋を渡り西進し篠山を目指す。

京口橋

京口橋(南詰)

篠山川にかかる京口橋を渡ると、いよいよ重伝建の町篠山だ。右奥は旅館ささやま荘。

常夜灯

常夜灯

京口橋北詰に伊勢神宮常夜灯(1820頃建)が建つ。

河原町の町並み

河原町の町並み

丹波古陶館(写真右)は平安末期から江戸時代に至る700年間の丹波焼の代表的な作品を展示している。

河原町の町並み

河原町の町並み

なまこ壁に虫籠窓の鳳凰会館(写真左)は、かつて南丹波銀行などに利用されてきた建物。

河原町

河原町

城下町として栄えた往時の佇まいを残す町並み。

重伝建の町並み

重伝建の町並み

河原町妻入商家群は間口が狭く奥行きが長いのが特色。しっくい塗りの白壁がずらりと並び美しい。

立町

立町

立町の小田垣商店(1734年創業)は丹波黒大豆の卸店。国の登録有形文化財。

呉服町

呉服町

朱塗りの門前橋を渡ると呉服町に入る。呉服商が多く住んだことに由来する。城下11カ町の一つ。

篠山城跡

篠山城跡

徳川家康が築城の名手藤堂高虎に命じて築かせた平山城。篠山街道が町を貫く交通の要地ゆえに西国大名に睨みをきかす拠点とされた。

大書院

大書院(中央)

城跡二の丸に復元された大書院。立派な檜皮[ひわだ]葺きの屋根をかける。

篠山街道歩きのコース

  コース ハイライト・見所
1 亀岡~福住 天引峠、福住の町並み
2 福住~篠山 河原町妻入商家群、篠山城跡
3 篠山~柏原 木の根橋、柏原陣屋跡
4 石生~佐治 水分れ公園、佐治宿