秋田街道 二日目の街道歩き旅 [雫下~生保内編]
大釜駅~仁佐瀬
仁佐瀬~七ツ森
生森一里塚
R46号をはさんで一里塚が2基1対が現存している。
石碑には
雫石[しずくいし]街道・生森[おおもり]一里塚
とある。
原型をよくとどめいている。
七ツ森
近くの七ツ森は宮沢賢治のお気に入りだった所で、彼の詩にも登場する。
新奥の細道という標識(写真右)にも興味を引かれた。
分岐
左が街道であろうか、右は国道。
雫石~春木場
春木場~赤渕
仙岩峠への道中
橋場
ここは、昔一里塚があったという橋場であろうか。
尋ねる人も見当たらない。
雫石あねっこ
R46号沿いの道の駅雫石あねっこ手前に真新しい街道碑が建つ。
坂本川
坂本川(写真左)沿いの林道を進む。この街道は貝吹岳(992m)の登山道でもある。
仙岩峠越え
国見峠越え
ヒヤ潟
龍神伝説の山上湖・ヒヤ潟に出ると、巨大な石碑が目に入った。
国道仙岩峠貫通記念碑、建設大臣河野一郎とある。
しかし、この国道は1976年に廃止となり、通行できない。
仙岩峠
秋田県の仙北郡と岩手県岩手郡を結ぶので、ここを通過した(1876)内務卿・大久保利通が仙岩峠と命名した。
この明治道を正確に辿るのは至難のこと。
他には江戸時代の道(中央奥)と交差する。
国見峠への道
この道は国見峠に至る坂道。この辺りは近世初期には、藩境が明確でなく盛岡・秋田両藩の系争地だった。
仙岩峠
仙岩峠付近の景観。
仙岩峠
仙岩峠から生保内方面の眺望。中央の道は恐らく前述の旧国道。
その先の白っぽい箇所は崖崩れであろうか。
仙岩峠
このような花にはよく迎えられた。この周辺にハイカーはいないが、竹の子採りの人が意外(?)に多い。
田沢湖
生保内公園
明治100年記念に開園(1968)した生保内[おぼない]公園。5~6月上旬のツツジ祭が有名。
田山花袋の歌碑
公園人口の鳥居脇には田山花袋(1872~1930)の歌碑が建つ。当時、22才で駆け出しの小説家だった彼は前述の仙岩峠を越えて、その生保内に宿泊した。10月中旬とて秋風が身にしみたようだ。
田沢湖交番
街道沿いに田沢湖交番がある(写真右奥)。
生保内関所跡碑
交番前には秋田藩が設置した生保内関所跡碑が建つ。
秋田街道歩きコース
秋田街道歩きコース | 秋田街道歩きハイライト・見所 | |
---|---|---|
1 | 滝沢村 チャグチャグ馬コ | チャグチャグ馬コ |
2 | 雫石~生保内 | 国見峠、仙石峠 |
3 | 角館の散策 | 青柳家などの武家屋敷 |
Copyright(C) 街道の旅.com All rights reserved.