八風街道 街道歩き旅
〔武佐~桑名編〕
武佐~桑名の位置
武佐宿に建つ分岐道標
「いせ、ミな口(水口)、ひの(日野)、八日市道」(1821建)
永源寺の道標
[参考写真]永源寺入口に「伊勢八風越道」の道標が建つ。
これは「八風街道」の名称を示す唯一の道標である。
八風街道地図
万葉の森
市辺駅の北500mにある「万葉の森」に寄り道。
この船岡山には、巨大なレリーフと歌碑が建つ。
万葉歌碑
有名な額田王(ぬかたのおおきみ)と、大海人皇子(おおあまのみこと 後の天武天皇)の相聞歌である。前者はかつて皇子の寵愛を受けたが、この時は天智天皇の妃。
薬草を集める額田王(右)
「あかねさす紫野ゆき標野ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる」
絶世の美女だったのか?
大海人皇子(左)の返歌
「むらさきの にほへる妹を憎くあらば 人妻ゆえに恋ひめやも」
皇子はこの近江蒲生野で狩をしている
太郎坊宮
山そのものを神と崇める(左の山は標高344m)
記念タバコ(1974年)
【八日市市制20周年】太郎坊とは天狗の名まえ。
大凧(左上)は、八日市市の有名な無形民俗文化財。
縁結びや夫婦円満を叶える夫婦岩
御代参街道との交差点(三叉路)
八日市市栄町に建つ道標。右から手前が八風街道
立派な道標
「右 京 むさ(武佐) 八まん」「左 いせ ひの(日野) みな口(水口)」御代参街道にも登場した道標だが、角度が違う。
【参考写真】大凧まつり
この祭は、江戸時代中期、男子出生を祝って、5月の節句に鯉のぼりと同じように揚げたのが始まり。東本町に八日市大凧会館がある。
凧の「離陸」のタイミングが難しい。
今まで作られた最大の凧は、畳220枚、全重量1.5t(1984年) 1986.10.19撮影
如来(八日市市池田)の道標
千草街道(右)との分岐点に建つ。道標の右には「馬頭観世音」
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