川越街道 二日目の街道歩き旅 [川越~大和田宿編]
川越~大井宿まで


烏頭坂
この烏頭坂[うとうざか]は、かつて難所だった。
新河岸[しんがし]川で荷揚げされた物資を川越の問屋に運ぶ際、ここは必ず通らねばならない坂だった。

東光寺
烏頭坂から2.7km進んだ所に曹洞宗東光寺。
隣には東光幼稚園(写真左)。

街道碑
いもせんべいの店(写真右)の前に、現代の街道碑が建つ。
旧川越海道、藤間中宿

亀久保の交差点
亀久保の交差点付近の景観。
左はR254号。
右が川越街道。

地蔵院
交差点から200m進むと、街道沿い左手に地蔵院。
1314年開基の真言宗の古刹である。

常夜灯・道標
角[かど]の常夜灯兼道標(1802建立)。
大山、武蔵野地蔵、ところさわ道
大山[おおやま]は伊勢原市にある大山神社のこと、古くから参詣者で賑わった。

旧大井村役場庁舎
大井小学校の一角に建つ旧大井村役場庁舎。
このタイプの建物は、大正から昭和初期にかけて流行した官公庁建築。
国の登録有形文化財。

高札場跡
高札場跡に現在の道標が建つ。川越から約10km歩いた訳だ。
この付近が大井宿の中心だった。
大井宿~大和田宿まで


藤久保の松並木
藤久保の松並木。
この起源は古く寛永期(1624~43)といわれる。なお、江戸時代の道筋は現在の上り車線(写真左)にあたる。

川越街道説明板
説明板(写真右)によると、川越街道は、長禄元年(1547)上杉持豊が川越城と江戸城を築いた際に、以前からあった古道をつなぎ合わせたのが起源とか。

街道碑
川越方面をふり返る。
立派な街道碑が中央に鎮座する。

広源寺
街道沿いにある藤久保の広源寺。
仁王像に威圧されそうだ。

ケヤキ並木
品格のある街道碑(写真中央)が建つケヤキ並木。
ここから少し進み柳瀬川(英[はなぶさ]橋)を越えると旧道に入り大和田宿(新座[にいざ]市)
川越街道を歩くコース
コース | 川越街道のみどころ | |
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1 | 川越市内散策 | 川越城、菓子屋横丁、蔵の町並み、大正浪漫夢通り |
2 | 川越~大和田宿 | 松並木、ケヤキ並木 |
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