川越街道 一日目の街道歩き旅 [川越市内散策編]

川越市内散策

川越街道 川越市内散策の地図喜多院

喜多院

川越大師の名で親しまれている徳川ゆかりの寺・喜多院。

徳川家康の厚い信仰を受けた天海僧正の頃(1599)から大いに栄えた。

川越城本丸御殿

川越城本丸御殿

別名を初雁城という川越城の本丸御殿。

太田道灌父子が築城して550年を越えるが現在の本丸御殿は1848年に建造されたもの。唐破風[からはふ](反り曲がった曲線状のもの)の玄関は風格がある。

氷川神社

氷川神社

川越城の北東にある氷川神社。北東の方角は鬼門で鬼が出入りすると信じられた。

その鬼門を守る社である。

太田道灌の銅像

太田道灌の銅像

市役所前にある太田道灌[どうかん](1432~86)の銅像。関東管領上杉氏の名を受け父とともに、川越城・岩槻城・江戸城を築いた。軍略に優れた武将で和歌にも長じた。

札の辻

札の辻

ここが札の辻[ふだのつじ]。大手門の西あたり。明治初期まで藩や郡役所の高札場があった。かつて城下町の繁華街。今もこの交差点は交通量がかなり多い。

菓子屋横丁

菓子屋横丁

札の辻から、少し西へ行くと菓子屋横丁。明治初期、江戸っ子の駄菓子を作ったのが契機で駄菓子の製造所や問屋が増加した。1985年頃から整備が進み今や人気スポットである。

菓子屋横丁

菓子屋横丁

平日だったので子供の姿は見えなかったが、いかにも子供が喜びそうな雰囲気。親子孫と三代で歩くのも楽しそう。かおり風景100選(環境省)にも選ばれた(2001)。

大沢家住宅

大沢家住宅

国の重要文化財の大沢家住宅。
川越大火(1893.3.17)を免れ蔵造りの優れた耐火性を実証した建物。以後、街並み形成の手本となった。この付近から南へ(写真右奥)蔵の町並みが続く。

町の風景

町の風景

蔵造りの町並みから一歩路地に入った所にも粋な店があった(写真左)。

川越まつり会館

川越まつり会館

川越まつり会館。

川越最大のイベントである川越まつりを年間通して体感できる。

蔵造り資料館

蔵造り資料館

右は観光案内所。
左が蔵造り資料館。

川越大火の直後、類焼を免れた蔵造りにならって当時の煙草卸商が建てたもの。

時の鐘

時の鐘

川越のシンボル・時の鐘。

高さは約16m。櫓の高さは奈良の大仏と同じ位。

残したい日本の風景100選(環境省)に選ばれている。

時の鐘

時の鐘

400年以上も昔から川越の街に時を告げてきた。

今も1日4回(朝6時、正午、午後3時と6時)鐘音を響かせている。

蔵の町並み

蔵の町並み

この界隈が蔵の町並み、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の目玉、核心部分である。左からやまわ陶舗、町勘[まちかん]金物店、深善[ふかぜん]美術具店。ずっしりとした重厚なトリオである。

旧第八十五国立銀行本店本館

旧第85国立銀行

埼玉りそな銀行川越支店。旧第八十五国立銀行本店本館で、デザインはビザンチンのヤブラ模様を基調としている。

高さは約25m。1918年建築で県内最古の銀行。

山崎美術館

山崎美術館

川越出身の橋本雅邦画伯の作品をはじめ古美術品などを公開している山崎美術館。

山崎家が所有する昔の土倉も見学できる。

大正浪漫夢通り

大正浪漫夢通り

中央通りから一本東の大正浪漫夢通り。

その名のとおり、レトロな洋風建築と町家が混在する。

川越街道を歩くコース

  コース 川越街道のみどころ
1 川越市内散策 川越城、菓子屋横丁、蔵の町並み、大正浪漫夢通り
2 川越~大和田宿 松並木、ケヤキ並木