笹谷街道/ささやかいどう
笹谷街道のルート
(山形市)ー(新山[にいやま])ー(関沢)ー(笹谷峠)ー(古関[ふるせき])ー(今宿)ー(川崎)ー(仙台)
現R286号に相当する。
笹谷街道歩き旅アドバイス
今回の歩き旅
街道筋ではないが、山形市内の散策と松尾芭蕉が参詣した山寺立石寺[やまでらりっしゃくじ]を特別に加えた。山寺は慈覚大師の開山(9C.後半)と伝わる古刹。山形の東北(鬼門にあたる)約10kmにある。
笹谷街道歩きコースプラン
笹谷街道歩きコース
笹谷街道歩きのルート | ハイライト・見所 | |
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笹谷街道 | ||
1 | 山形市内の散策、山寺の参詣 | 山形郷土館、文翔館、山寺立石寺 |
2 | 笹谷峠越え | 斉藤茂吉歌碑、有耶無耶関跡、六地蔵 |
笹谷街道の別名
笹谷海道、笹谷古道、笹谷越出羽街道
笹谷街道の歴史
奥羽山脈を横断する街道
仙台(奥州街道)と山形(羽州街道)の最短路として大いに賑わった。その歴史は古く平安時代末期(9C.前半)から利用されてきた。
戦国時代は軍用道路として利用
最上氏(山形)対 伊達氏(仙台)の攻防の焦点となる。
参勤交代路
秋田佐竹藩が利用した街道。
笹谷峠(906m)を越える道
冬は厳寒と吹雪の多雪地帯であるため旅人保護の仮小屋が設けられた。
斉藤茂吉は還暦の記念に弟の長男を連れて登っている(1942年夏)。出身地の上山[かみのやま]から峠を越え、笹谷に一泊。翌日、同じ道をひき返した。
商人たちの交易の道
山形からは米や麦などの穀物、タバコ、紅花(口紅、友禅染の染料となる)など宮城からは生魚、呉服、藍などの物資が流通した。
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