石巻街道 一日目の街道歩き旅 [石巻、松島の散策編]
石巻散策
JR石巻駅
JR石巻駅はユニークな駅舎。実は石ノ森章太郎(1938~98)にちなんでマンガの町として町おこししているのだ。
マンガロード
駅前を少し歩くとサイボーグ009が旅人を迎えてくれる。
そして楽しいマンガロード(写真中央奥)が約1km続く。
住吉公園
JR石巻駅から東へ700mの所にある住吉公園。
袖の渡し碑
公園には袖の渡し碑(写真右)が建つ。
源義経が船頭に片袖を与えて渡ったという渡し跡。
巻き石
付近には石巻という地名の由来となった巻き石(写真左端)が島の外側にある。
旧石巻ハリストス正教会堂
旧石巻ハリストス正教会堂。日本最古の現存木造教会(1880年建)、かなりエキゾチックな感じ。
石ノ森マン画館
日和山から眺める石巻港。
白い卵のような建物(写真中央)は石ノ森マン画館。
その右隣に前述のハリストス教会が見える。
新田次郎歌碑
日和山公園へは急坂を登る。これはプチ登山だ。新田次郎の歌碑が建つ。
アラスカ物語の主人公(フランク安田)が石巻出身だったので取材(1973)に来たようだ。
石川啄木歌碑
石川啄木の歌碑も建つ。
盛岡中の修学旅行(1902)の時に詠む。
砕けては またかえしくる大波の ゆくらゆくら胸おどる洋
17才の時というから、正に天才詩人だ。
石巻城跡
この公園は中世の山城・石巻城跡(写真右)。
一部が鹿島御児[みこ]神社(写真中央)になっている。
松尾芭蕉主従の像
公園の一角には松尾芭蕉主従の像が建つ。
台座にはおくのほそ道紀行300年記念とある。ということは1989年建つ。
石巻港
松尾芭蕉が、この日和山から眺めた頃の石巻港は伊達藩・南部藩の米の積出港として殷賑を極めていた。
松島散策
西行戻しの松
西行戻しの松。
西行(1118~90)が松島を訪れるために、この地まで来たが、松の下で禅問答に敗れ松島行きを諦めて引き返したという。松島湾の眺望ベストスポット。
松島
扶桑(日本のこと)第一の好風と記した松尾芭蕉は、この松島の絶景に酔いしれた。句を詠むどころではなかった!夜も月光に照らされた松島の美観を心行くまで楽しんだ。
雄島
瑞厳寺奥の院とも呼ばれる霊場の雄島。
洞窟の中に仏像が見える。
雄島
雄島には多くの句碑が建つ。
松尾芭蕉はここから船で松島に上陸した。
五大堂
松島海岸のシンボル、五大堂。国重文(国の重要文化財)。
坂上田村麻呂(758~811)が東征の折に、この地の風景美に魅せられてお堂を建てたのが起こりとか。
瑞厳寺の大門
慈覚大師が創建した瑞厳寺の大門(総門)。
伊達家の菩提寺である。
桑海禅林の額(写真上)を揚げる。
鰻塚碑
鰻塚碑(写真右)が建つ。
松島湾で捕れた鰻の供養として地元民の寄付金で建立した(1923)。
石窟群
参道には修行僧たちが穴居した石窟群が見られる。
瑞厳寺入口
瑞厳寺入口には慈覚大師(794~864)らしき像が建つ。
松尾芭蕉碑
近くには芭蕉碑(写真右)が建つ。
左は奥の細道 松島の文と芭蕉句碑。
石巻街道歩きコース
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