笹谷街道 二日目の街道歩き旅 [笹谷峠越え編]
笹谷峠を旧道で越える
関沢
かつて宿場だった関沢の景観。R286号(写真左)と分れ中央奥の旧道を登って行く。
関沢公民館
関沢公民館(写真右)前の道を登っていく。
九十九折の道
国道は九十九折[つづらおり]になっているが、旧道(写真奥へ)は、ほぼストレートにこれを貫いている。
旧道の石畳
笹谷峠への旧道には石畳が部分的に残り、いかにも古道らしい雰囲気になって来た。
笹谷峠入口
車道の傍に、笹谷峠(旧道)入口の標識(写真中央)が建つ。
笹谷峠
このような古道が、しばらく続きやがて車道と交差する。
小川
旧道に沿って小川(写真中央)が流れる。
笹谷峠
左奥の旧道から手前の国道に合流する。
笹谷峠
右奥の高圧線の鉄塔あたりが峠頂上のようだ。
斉藤茂吉歌碑
笹谷峠の頂上付近には斉藤茂吉の歌碑が建つ。左は駐車場。
斉藤茂吉歌碑
「ふた国の生きのたづきの、あひかよう この峠路を愛[かな]しむわれは」(1942年夏)。
案内板
歌碑から約500m南東には、お目当ての有耶無耶の関がある。
有耶無耶関跡
ここが歌枕で知られた有耶無耶関[うやむやのせき]跡。この名は旅人を襲う山の鬼神の有無を烏が知らせた伝説に由来する。
八丁平の六地蔵
近くには八丁平の六地蔵がある。しかし、樹木の間から突然、華美な衣装の地蔵に出くわすとドッキリさせられる。
八丁平の六地蔵
吹雪で道で見失って凍死した6人の人夫の供養に建立されたものである。
標柱
こちらの標柱は、風化が進み菩薩名がよく読めない。
六地蔵
この辺りで珍しく人に会った。登山客のようだ。すぐ南には雁戸山(1,485m)更に南進すると百名山の一つ、蔵王山(1,841m)がそびえる。
お釜
[参考写真]
蔵王の必見スポット「お釜」。神秘的な火口湖がコバルト色の水をたたえている
お釜
笹谷街道歩きコース
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