六十里越街道/ろくじゅうりごえかいどう

六十里越街道のルート

(山形)-(寒河江[さがえ]-(志津)-(大越峠)-(田麦俣[たむぎまた])-(十王峠)-(鶴岡)

山形県中央を横断する中核的な道路。総距離は約100km。「六十里」もある訳ではない!これは街道の一部を6町1里で計算したためらしい。

六十里越街道の歴史

出羽三山の参詣道、のち湯殿山参詣の道

1,000年以上も前の古代から開かれた信仰の道である。昔、男は15才になれば必ず出羽三山に参詣しなければならないとされた。このため村には三山講が組織された。

戦国時代の軍道

庄内を担う最上義光の軍勢がこの街道を通り、山形と庄内を往復した(1587年頃)。また庄内の上杉勢が最上領に進軍している(1600頃)。

江戸時代

庄内藩(酒井藩)の参勤交代にも利用された。参詣では「西の熊野、東の湯殿」といわれ年間数十万人が通行した。関東以北からも大勢訪れた。

庶民の道

庄内から米や塩、魚介類、ローソクなどが内陸からは紅花、真綿、豆、葉タバコなどが運ばれた。

通行した歴史上の人物

菅江真澄、十返舎一九、田山花袋(秋田街道を参照)。長男と歩いた斉藤茂吉の歌碑も3基建つ。この街道とは別に松尾芭蕉は出羽三山を踏破した。

六十里越街道歩き旅アドバイス

かなりの標高差がある(900~300m)ので湯殿山(ホテル前)から田麦俣に向かうのがベター。

今回の歩き旅

湯殿山~田麦俣の山旅のほか、城下町鶴岡の散策と出羽三山に関連して、国宝羽黒山五重塔を特別に加えた。

六十里越街道歩きコースプラン

コース

  コース 見どころ、ハイライト
1 湯殿山ホテル~細越峠~護身仏茶屋跡 大堀坂
2 護身仏茶屋跡~弘法茶屋跡~田麦俣 千手ブナ、遠藤家住宅
3 鶴岡の散策、羽黒山五重塔 致道館、羽黒山五重塔