土佐北街道　五日目の街道歩き旅　[笹ヶ峰峠越え]

石垣

住む人は去っても石垣は残る。

山道

これから笹ヶ峰峠まで約3hの長丁場が続く。

石畳

往時は約100m毎に茶店があったとか。

急坂

下りてくる人は勿論、全く人気[ひとけ]がない。

坂道

これは登山と言うべき健脚コース。

腹包丁

はらぼうちょう。笹ヶ峰越え最大の難所。

腹包丁

武士がここを下る時、歩きにくいので刀を腹部にまわした。その格好は腹に包丁を刺したようだった。

石畳

苔むす石畳。

石畳

雑草も育っている。

道幅

道幅は意外に広い。

幕末

幕末には土佐の坂本龍馬も歩いた。

峠道

かなりハードな峠道。適度の休息が必要だ。

樫の休場

かしのやすば。ここにも昔、茶店があった。　

樫の休場

昼食は軽目だったので、さすがに疲れた。

「徒武」

「武士が徒歩で通行した」という意味らしい。

笠取峠

この名の峠は、よく見かけるね。

街道碑

例の「古代官道調査保存協議会」の碑が建つ。

水無峠

水の湧水が無かったので他から水を運び茶店を開いたという。

七曲り

この急斜面も難所の一つ。

草原の道

若干、紅葉気味。

山々の眺望

ゆっくりしているヒマはない。天気が怪しい。

杖立地蔵

旅人が道中世話になった感謝の念を杖立に表わした。

杖立地蔵

この姿は弘法大師とも伝わる。

県境付近

愛媛県(四国中央市)から高知県(大豊町)へ入る。

笹ヶ峰峠

標高1,015m　左に山内豊雍公の歌碑。

歌碑

「朝風の音するみねの小笹ハら聲打ませて鴬ぞなく」。右は県境碑。