熊野古道　三日目の街道歩き旅　[三浦口～果無～谷瀬編]

森林の中

左に「森林環境保全緊急間伐事業」の説明板を見ながら登っていく。

坂道

右上に民家らしき建物が見える。

大木の陰

大木の陰に民家(写真左)が見える。

三浦の集落

古道は民家(写真中央)の間を通る。珍しく地元の人(写真右下)を見つけた。

石畳

石畳の古道が良好な状態で残っている。

標識

左に「三浦峠、西中」とある。民家もこの辺りまで。

街道碑

立派な街道碑(写真左)に近くには「三浦峠、左へ！」とある。このアドバイスは有難いね。

登り坂

左手前に町石が建つ。「十丁」は川からの距離。

防風林

吉村家跡には樹齢500年前後の巨大な杉が立つ。吉村家は、ここで1948年頃まで旅籠をしていた。

急坂

つづら折りの急坂が続く。

坂道

石畳の坂道。

丁石

ここにも丁石が建つ。ここは「二十五丁」。

湧き水の傍

三十丁石が建ち、その右には舟形光背の道標地蔵が並ぶ。「右、ほんぐう　左、たまき山道」とある。

峠は目前

三浦峠(写真左奥)はもうすぐだ。

三浦峠

標高1,246mで小辺路の難所の一つ。しかし、見晴らしは良くない。

風情ない峠

林道を横切って中央奥へ下る。木に赤いテープあり。

矢倉観音堂(左)

観音堂を左に見て下る。

道標

古道には立派な道標が建つ。

廃屋か

人が住んでいる気配がない。

林道

ここで林道に合流する。

登山口

三浦峠登山口(写真右)に下りてきた。

玉垣内のバス停(左)

西川にかかる橋をふり返る。

重里の景観

重里は山間の少し開けたところで、中学校・郵便局などもある。

大津越

大津集落のミカン販売所の横の石段を登る。道標(写真中央)には「左、大師道、是より165m約1丁半」とある。

大津越大師堂

石段を登ると大師堂(写真中央奥)が見える。

大師堂境内

多くの石仏が立ち並ぶ。

古道の丘

四国八十八ヵ所礼所の本尊石像が並び建つ。

十津川村柳本付近

右が街道。

古道入口の句碑

「つづくりもはてなし坂や五月雨」松尾芭蕉門下の向井去来の句碑が建つ。ちなみに芭蕉はここを歩いていない。

石畳の道を登る

柳本の集落から果無集落へは約1m幅の石畳が数百m続く。

民家の庭先

急斜面に建つ果無の民家の傍を通り抜ける。

果無の集落

果無の集落をふり返る。正面は越えてきた三浦峠。

記念碑

「世界遺産、熊野参詣道小辺路」の記念碑が建つ。登録は2004年7月。

十津川温泉

難所の果無越の前に、十津川温泉に宿泊する。二津野ダム湖畔の温泉である(1963年開発)。

西熊野街道

[参考写真]
十津川村上野地にある天誅組本陣跡。

黒木御所跡

[参考写真]
護良[もりなが]親王の仮宮殿跡。討幕を企てた後醍醐天皇の第3皇子で吉野で挙兵した(1332)。

谷瀬の吊り橋

[参考写真]
地上54m。対岸は黒木御所側。

黒木御所側からの眺め

[参考写真]
全長約300mの鉄線橋で上野地と谷瀬を結ぶ。