熊野古道　一日目の街道歩き旅　[高野山～大股編]

お竹地蔵(右)

女人堂の向かいに立つ。

女人禁制

空海の母でさえ入ること叶わず。故に女性は女人道という細く険しい道を通り奥ノ院に参った。

相ノ浦口

当初この場所に地蔵堂があり、女人堂としても利用された。右に石仏道標が建つ。高野七口の中では最も利用は少ない(相ノ浦道は現在、崩落で通行不可)。

女人道

明治までは女人禁制だったため女性は外側の巡拝路を歩くしかなかった。女人道は中央奥へと進む。

ろくろ峠

ここが小辺路の起点大滝口で女人堂跡。今は無線中継塔が建つ。昔の人は２泊３日で本宮大社に到達したという。

ろくろ峠からの眺望

左から右奥へと小辺路の道筋が見渡せる。

薄[すすき]峠

標高1,012m。右に木製の峠立札が建つ。

急坂

薄峠からは、下りの急坂が続く。

坂の途中

斜面に道標(写真右)が建つ。

弘法大師坐像の道標

「右是より、かうや(高野)山エ四十丁。くまの本宮エ十七リ(約68km)」

道中

雑草の茂る道(写真中央)を進む。

花のある風景

大滝という集落に着いた。

高野竜神スカイライン

スカイライン(写真中央)が見えてきた。これを少し南下する。

林道

どうも林道に迷い込んだようだ。近年、この付近の古道は破壊されたという。

林道

水ヶ峰付近の林道。

案内板

林道の途中に休憩所があり、古道ルートの案内板(写真中央)が建つ。

小辺路の地図

野迫川村を南北に縦断するルートが詳しく示してある。昔は高野山から熊野までの約100kmをを3～4日で踏破したとのこと。

道中

林道タイノ原線を南下する。

道標

木製の新しい道標が建つ。これで一安心。

案内板

階段を登らず、ここは左折する。

林道

下ってきた道をふり帰る。

指示標

大股への指示標が建つ。左へ下る。

林道

林間の道を下る。

道

枯れ草の道。

大股集落

大股集落の手前で下って来た農道をふり返る。

平維盛歴史の里

古道から少し離れるが、この野迫川村で生涯を終えたと伝わる平維盛の資料館がある。