青梅街道 四日目の街道歩き旅[奥多摩むかし道編]
奥多摩むかし道まで
奥多摩湖
このコースは奥多摩湖からスタートする。
水と緑のふれあい館
湖に面する施設(東京都水道局)。入館は無料。時間があれば見学しよう。食事もできる。
民俗芸能の紹介コーナー
歌舞伎踊の形を伝える小河内の鹿島踊。男性が女装して踊る(9月)。国の重要文化財。
民俗芸能の紹介コーナー
これは小留浦[ことずら]の花神楽。
石碑
ふれあい館の周辺には、いろいろな石碑が並ぶ。これは徳富蘇峰(1863~1957)の詩碑。
石碑
松尾芭蕉の句碑もある。
「山中や菊は手折りぬ温泉の匂い」
奥多摩むかしみち
ここがスタート地点。
交差点
中央奥へ進む。
奥多摩むかし道
入口には、むかし道の石碑が建つ。
石仏
古道の雰囲気が漂う。
旅は道連れ
先行する男性の姿が見えた。同好の士で、すぐに親しくなった。右奥にダムが見える。
石畳の坂
この坂を下ってきた。
指標
左へ行くと青目不動尊(休み処)。
奥多摩湖を遠望
1957年に小河内ダムが完成したが、旧村の中心は湖底に沈んだ。
むかし道
石の橋を渡る。休む人のためにベンチもある。
むかし道
集落を落葉を踏みしめ崖下の道を行く。
むかし道
紅葉を眺めていく明るい道。
記念植樹
奥多摩町制施行40年(1995)の記念植樹。
玉堂歌碑
川合玉堂(1873~1957)は日本画家。
「山の上のはなれ小むらの名を聞かむ やがてわが世をここへぬべく」
歌碑付近
玉堂は奥多摩に憧れ晩年は御岳[みたけ]に住んだ。玉堂は愛知県旧木曽川町出身。
馬の水飲み場
ここで馬を休ませ、馬方衆は茶屋で一服した。
縁結び地蔵
将来の良き伴侶との結縁成就を祈願した。
縁結び地蔵
惣岳渓谷
奇岩景勝の渓谷への橋。
惣岳の不動尊
明治時代に成田不動尊を勧請したという。
民家
「まき」がきれいに積み重ねてある。
いろは楓
樹齢約200年の巨木が3本立つ。
いろは楓
「山もみじ」の一種である。
街道碑
昔風にアレンジした道標もいいものだ。
馬頭観音
ここは槐木[さいかちぎ]という集落。ここからゴールまで1.2kmほど。
駅近く
雰囲気のある民家が見られる。
駅近く
日原街道入口の景観。
氷川大橋から
多摩川の上流方面を眺める。
奥氷川神社
境内の三本杉は樹齢650年、高さ50mは都で最高という。
奥多摩駅
ここがゴール。約4時間のウォーキングだった。ちなみに、この駅は都内でもっとも標高が高いJRの駅(約330m)。
青梅街道歩きのコース
コース | 見どころ、ハイライト | |
---|---|---|
1 | 塩山駅~甲州市神部 | 甘草屋敷、慈雲寺(しだれ桜) |
2 | 上日川峠~熊沢山 | 大菩薩峠、賽ノ河原、富士山の眺望 |
3 | 熊沢山~小菅~余沢 | 石丸峠、牛の寝通り、小菅の湯 |
4 | 奥多摩むかし道 | ふれあい館、惣岳渓谷いろは楓 |
5 | 宮ノ平駅~青梅駅 | 釜ヶ淵公園、青梅シネマチックロード |
6 | 青梅~箱根ヶ崎 | 旧吉野家 |
7 | 国分寺、お鷹の道、旧鎌倉街道 | 真姿の池、姿見の池、武蔵国分寺跡 |
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