臼ヶ峰往来/うすがみねおうらい

臼ヶ峰往来のルート

(氷見[ひみ])-(田江)-(小久米[おぐめ])-(日名田)-(鍋床)-<臼ヶ峰>-(深谷[ふかだに])-(石仏峠)-(下石)-(子浦[しお])

別名

御上使[ごじょうし]往来(諸国巡察のため巡見使が通る)、子浦往来、志雄[しお]道(古代の之乎路[しをじ])

臼ヶ峰

宝達丘陵の景勝地で歴史と信仰の山。富山・石川の県境をなし、頂上が臼のように平らなことに由来する。
標高265m。

臼ヶ峰往来の歴史

古代

越中と能登を結ぶ官道、幹線道路で北陸道のバイパス的役割を果たす。

若くして越中国守に大抜擢された大伴家持[おおとものやかもち]が羽咋の気多大社へ参拝(748)する際、この街道を通った。国守在任の5年間、家持は歌人としても充実していた時期で約220首もの歌を多作している。この街道沿いには、その歌碑が散見される。

中世

源義仲が砺波山の戦(1183)の頃、叔父を救援するため通ったとも言われる。また親鸞が法然と共に越後へ流刑された時に通ったルートと伝わる。

江戸時代

加賀藩が定めた街道として整備される。前述の巡見使の順路。

「歴史の道」

日名田~下石までのルートが選定された。氷見市側の道しるべ、ガイドは申し分ないが、宝達志水町側はやゝ不十分の感が否めない。

今回の歩き旅

本来の街道ルートに入る前に、先ず雨晴[あまはらし]海岸から富山湾沿いに阿尾まで北上した。雨晴は渚から立山連峰の景観、義経伝説の観点から、外せない所。その後、氷見市街を散策。歩くのが楽しい街だ。それに氷見の春を告げる「まるまげ祭」は今や人気の祭である。氷見を訪れるなら桜が満開の、この時期がお勧め。

臼ヶ峰往来歩きコースプラン

コース

  コース 見どころ、ハイライトなど
1 富山湾岸(雨晴~阿尾) 義経岩
2 氷見の散策  
3 まるまげ祭(観音大祭)  
4 小久米~臼ヶ峰 臼ヶ峰
5 臼ヶ峰~下石