中山道 一日目の街道歩き旅 [栗東~武佐~鳥居本編]

栗東~守山宿

中山道 栗東~守山宿の地図
栗東市綣

栗東市綣[へそ]

東海道草津の追分道標から北東へ約3kmの地点。道路沿いに句碑10基がずらりと並ぶ景観。手前は「閑さや岩にしみ入る蝉の声」、御存知、松尾芭蕉の句だ。

栗東市大宝神社

栗東市大宝神社

この境内にも芭蕉の句碑が建つ。「へそむらのまだ青し春のくれ」

勝部神社

勝部神社

街道筋に程近い勝部神社。「火まつり」の看板(写真中央)が目にとった。

火祭り

火祭り

JR守山駅をはさんで前述の勝部、浮気[ふけ]の2ヵ所で火祭りを行う。巨大な松明を若い衆が運び込み点火する。猛烈な熱気で息苦しい。1987.1.8撮影。

今宿一里塚

今宿一里塚

滋賀県内に残る唯一の一里塚だ。

守山寺東門院

守山寺東門院

市名にもなっている守山は「比叡山の鬼門にあたる東門として山を守る」の意である。右に明治天皇碑が建つ。

守山の道標

守山の道標

「左、錦織寺、こ乃者満(木浜)ミち」「右、中山道、美濃路」錦織寺は浄土真宗木辺派の本山である。1744年建。

甲屋の跡

甲屋の跡(左)

謠曲「望月」の舞台になった宿舎。主君の仇を家臣と主君の妻子の3人が討つというストーリー。

ずいき祭

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野洲市三上の「ずいき祭」

野洲市三上の「ずいき祭」

頭人(祭の世話役)の家から御上神社へズイキ神輿の渡御。警護の少年は小学就学前の子供。1987.10.14撮影。

ズイキ神輿

ズイキ神輿

神輿はズイキ(里イモ)の茎約200本で一日かかりで製作する。柿、栗、時の花や造花などを添えて美しく飾る。正に芸術品のようだ。

平家終焉の地

中山道 平家終焉の地の地図
平家終焉の地

平家終焉の地

壇の浦で破れた(1185)平宗盛が、京都へ護送される途中、処刑された鏡の里。近くには源義経元服池もある。

武佐宿

中山道 武佐宿の地図
馬淵の祭

馬淵の祭

街道筋、馬淵の椿神社の祭。高さ4m近くある大幣が目につく。これは日鉾[ひほこ]とも言われ太陽をかたどっている。1994.5.2撮影。

武佐宿に建つ分岐道標

武佐宿に建つ分岐道標

「いせ、ミな口(水口)、ひの(日野)、八日市道」(1821建)。ここは八日市から永源寺を経て鈴鹿を越え伊勢へと抜ける八風(はっぷう)街道との分岐点。

永源寺の道標

永源寺の道標

[参考写真]永源寺入口に「伊勢八風越道」の道標が建つ。これは「八風街道」の名称を示す唯一の道標である。

武佐宿の町並み

武佐宿の町並み

左が本陣跡、右に旅籠中村屋(今も料理旅館)。

武佐宿の大橋家

武佐宿の大橋家

米、油の商家・大橋家はもと宿役人宅。

五個荘

中山道 五個荘の地図
西老蘇の祭「まじゃらこ」

西老蘇の祭「まじゃらこ」

街道筋、西老蘇の伝統行事。沢山の子供達がカンジョウ縄を神社まで運ぶ。悪病からの安全や五穀豊穣を願う祭。1987.1.8撮影。

てんびんの里

てんびんの里

ここ東近江市五個荘[ごかしょう]は近江商人の里として知られる。天秤棒を肩に全国各地を行商した近江商人の像が石碑の上に立つ。

北町屋の町並み

北町屋の町並み

右に明治天皇小休所碑が建つ。

小幡の分岐道標

小幡の分岐道標

「右、京みち(中山道のこと)」「左、いせ、ひの、八日市」つまり左奥へ進むと東海道の土山宿を結ぶ御代参街道。

五個荘の花筏通り

五個荘の花筏通り

五個荘の金堂は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。正面は近江商人屋敷(外村宇兵衛家)。

五個荘の寺前・鯉通り

五個荘の寺前・鯉通り

古刹・弘誓寺(写真左)傍の掘割に清流が流れる。

愛知川宿

中山道 愛知川宿の地図
愛知川宿の町並み

愛知川宿の町並み

愛知川[えちがわ]は、古代からの宿場であったが今は面影が薄くなった。右は高札場。中央は脇本陣跡。

江州音頭発祥地

江州音頭発祥地

豊郷町の千樹寺門前に石碑が建つ。この辺りは中世東海道の宿駅四十九院にあたる。

高宮宿~鳥居本宿

中山道 高宮宿~鳥居本宿の地図
松並木

松並木

彦根市内に入ってすぐの地点。出町の街道碑(写真中央やゝ左)。

高宮宿(彦根市)

高宮宿(彦根市)

高宮宿にやって来た。円照寺門前には「明治天皇行在所聖蹟」碑(写真中央)が建つ。

高宮宿本陣跡

高宮宿本陣跡

今は表門が残るのみである。

紙子塚

紙子塚

芭蕉が宿泊した(1684年)小林家。右には紙子塚の碑が建つ「たのむぞよ寝酒なき夜の古紙子」

高宮宿の大鳥居

高宮宿の大鳥居

高さ11mの大鳥居は多賀大社(東へ3km余)の一の鳥居で、ここから参詣道(高宮道)が始まる。

提灯屋

提灯屋

高宮宿の街道沿いにある提灯屋。

彦根市原八幡神社の境内

彦根市原八幡神社の境内

右は昼寝塚、左は句碑が建つ「ひるがほ(昼顔)に昼ねせうもの床のやま」。床の山は古歌にも詠まれた枕詞の地「鳥籠[とこ]の山」。

鳥居本宿

鳥居本宿

ここは当地特産であった合羽の看板が残されている。

健胃薬の赤玉神教丸

健胃薬の赤玉神教丸

「しんきょうがん」は昔はかなり人気の商品。今も有川家(写真左)製造販売する。右端には明治天皇小休所跡碑が建つ。